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戦後最悪の日韓関係について韓国の友人と深く話してみた〜ペリーがソウルにも来ていたら〜

後、数時間でGISOMIAが失効する可能性がある。果たしてGSOMIAは破棄されるのか。

仕事で知り合った韓国の友人がいる。彼が来日した折に、サシでじっくり話してみたところ、深い知性のある本音が聞けた。

「現文政権は、理想に一変に飛ぼうとする。過去の経緯や実現可能性を見ていない。」

「現政権が支持率獲得のために反日を利用しているのは確か。日本に来た事がある韓国人は親日であり、反日が政治手法であることを理解している。
ただ韓国を出た事がない韓国人は反日教育で完全に洗脳されている。」

「韓国は中国の歴史を沢山学ぶがもう一つの大切な隣国日本の歴史をあまり学ばない。明治維新何故日本が先に近代化に成功したのか、など。吉田松陰を知っている韓国人は少ない。」

「ひょっとしたら、ペリーが江戸の次にソウルに寄港していたら
韓国人の意識もその時、変わり日本と同じ近代化と開国の危機意識を持ったかも知れない。両国の認識のズレ、関係の不幸の始まりはそれから。」

「心理学にPeak and rulesという概念がある。最も印象に残る記憶が他の全ての記憶をかき消す。日本が韓国の近代化に寄与した部分があるとしても最後の酷い体験だけが記憶に残る。」

「韓国は唐や元など中国に何度も侵略された歴史を持つが、それに対する反発心理はない。日本もアメリカに原爆を落とされたり、大空襲にあったり色々あったと思うがアメリカへの恨みはないと思う。どこかで大国には敵わない、という心理があるのではないか。そして双方、日本にだけは、韓国にだけはそれぞれ負けたくないという国民の深層心理はあると思う。」

「日本は本土を侵略された過去がない。侵略された側の気持ちを歴史的に経験していないので本当のところよくわからないと思う。」

結局、会社と会社も国と国も、人と人。メンツや選挙を意識せざるを得ない政治家同士より、微妙な時期・テーマ関しても信頼して話し解り合えるごく普通の友人関係の積み重ねが、未来志向の友好関係を築く事ができるのだと思う。


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