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【研究計画書】新しい働き方を「路線図化」するチャレンジ

新しい働き方LABの研究員第3期に自主企画で参加します、ライターの北原です。1期・2期では「子どものはたらく」をテーマに研究してきましたが、今回はガラッと変えました!

自分にとって興味があり、なおかつ得意でもある「インタビュー」をテーマに全力投球で研究に取り組んでいきたいと思っています。と、いうわけで今回の実験計画書をお送りします!

実験テーマ

新しい働き方LABのHPにも「働き方図鑑」として紐付けられているWebメディア『Rosen−zu』。このメディアのコンセプトに刺激されて生まれたのが今回の自主企画です。

Webメディアのインタビュー企画を通じて、

①個人がキャリアを模索する上で役立つ『新しい働き方の路線図』のプロトタイプを作れないか
②「新しい働き方LAB」というコミュニティの中で、互いのキャリアを模索するのに役立つインタビュー&記事制作モデルを作れないか


を実験したいと思っています!

実験の背景と目的

『Rosen-zu』のコンセプトが好き

このメディアとの出会いは『新しい働き方FES2021』に参加した時でした。

▲関わった記事▲

僕はこのWebメディアのコンセプトが大好きです。

Rosen-zuは、未来のじぶんと「つながる」メディアです。
生き方や働き方が多様化していることを、もっとたくさんの人に伝えたい。
新しい働き方LABには、多様な生き方や働き方の実践者がたくさんいます。

今はじぶんらしく生きている彼や彼女も、
これまでにそれぞれたくさんの悩みを抱え、挫折を乗り越えてきました。
そんなじぶんたちだからこそ伝えられるものがあるはず。
そしてそれは、誰かがじぶんらしい生き方や働き方を見つけるヒントに、きっとなる。
これが、Rosen-zuに込められた思いです。

『Rosen-zu』トップページのファーストビューより

めっちゃいいですよね。

新しい働き方を求める人達がどんなことを思い、悩んでいるのか。また、先輩達はどんなチャレンジを行って、どんな働き方や生き方を作り、今どう考えているのか。自分以外の人達が喋るところを聴いてみたい!記事にしたい!そこから抽象化、整理して「新しい働き方」を「路線図」のように系統立てることができるのだろうか…試してみたい!

そんな思いをこのメディアのコンセプトから強く持つようになって、「やってみることにした」というのが今回の自主企画の背景です。

目的:新しい働き方の路線図化と企画モデルを作り上げること

①個人がキャリアを模索する上で役立つ『新しい働き方の路線図』のプロトタイプをつくること

②「新しい働き方LAB」というコミュニティの中で、互いのキャリアを模索するのに役立つインタビュー&記事制作モデルをつくること

以上2つが自主企画で今回目指すところです。また、『Rosen-zu』自体に記事を載せさせていただけるようにも働きかけていきたいと思っています。『新しい働き方とは何か』を考えることは自己の興味に端を発する探究的行為ですが、それをコミュニティやキャリアを考える際に多くの人の役立つツールづくりにつなげていきたいです。

チャレンジ:自ら他者を巻き込む

今期の企画はライターとしての自分の経験やスキルと直結した内容です。インタビューや誰かのインタビューに同席する経験、それを記事化する経験は回数を重ねてきました。今回は、そこから更に一歩進んで、

・ライターさんやクリエイターさんに自ら依頼をすること
・チームを自ら組成すること
制作資金の獲得やWebメディア上での掲載に自ら動くこと

という3つに取り組むことがチャレンジポイントです。

個人で完結せず、小さくても他者に自ら働きかけてビジネスを動かしていく。これにチャレンジすることで次のステージが見えてくるんじゃないかなと思っています。

活動概要

6月〜12月まで、以下のような流れで活動を行う予定です。

第1ステージ:準備期間(6月)

・新しい働き方LABおよび研究員制度運営の方との相談
・今回のインタビュー記事企画のプロトタイプづくり
・制作資金確保に向けての活動

新しい働き方を模索している方が、コミュニティ内で現在の自分にとってのヒントが得られる方にインタビューを行い、これを記事化していく。このプロセスを繰り返して、路線図化・制作モデルのフロー化する実験を行うための準備期間です。

この企画では自分以外のライターさんにも関わってほしいなと思っていて、当然コンテンツ制作に報酬が発生するものにしたいと思っているので、特に制作資金確保が重要になります。まずは自主企画応援制度への応募からスタートしようと思っています。

また、実際に記事を1つ形にしないことには僕がどんな記事を作り、どんなことをしようとしているのかイメージしてもらいづらいので、まず1記事をこの期間に制作します。

第2ステージ:1周目インタビュー記事制作(7月)

・ご協力をお願いしたい研究員のライターの方にお声がけして、現在どんなことを模索していて、どんな人にインタビューしたいかをヒアリング。
・インタビューに同席して、記事化していただく(全部で3記事目安)
・記事制作後に感想などを担当してくださった方に伺う。

僕以外の方がインタビューし、インタビュー記事にしていただくプロセスです。(Rosen−zu上で公開できれば一番嬉しいですが、この時点で無理ならこのnote上で公開します)

第3ステージ:2周目インタビュー記事制作(8月)

・前回インタビュアーを務めた方に別の方をインタビューしてもらう。もしくは前回インタビューイーだった方にインタビュアーに回ってもらって、求める働き方のヒントを得られそうな方にインタビューする。(全部で3記事目安)

第4ステージ:2周目までを通しての路線図化案検討(9月)

・ここまで関わってくださった方の中でチームを組成、MindMeisterなどを活用して実際に路線図化案をつくってみる。
・研究員の方に記事と路線図化案を読んでもらいアンケートを取る。役立つコンテンツになっているのかどうか検証する。
・記事制作までにかかるステップと時間の検証を行う。安定的に記事供給を行う体制に必要なリソースを検討する。

第5ステージ:3〜4周目インタビュー記事制作(10〜11月)

・9月の検討結果を反映して、研究員コミュニティ内でのインタビュアー募集など対象を広げてインタビュー実施および記事制作を行う(2ヶ月で6記事程度)

第6ステージ:考察・分析・まとめ(11月〜12月)

・第4ステージ同様の内容を行う。
・まとめをレポートにまとめる。
・企画の有効性をまとめ、資金獲得&掲載メディア獲得のためのプレゼンを行う。

効果の測定方法

・制作本数
・制作物のクオリティ(コミュニティ内でのアンケート)
・プロジェクト参加者の声(制作に関わってくださった方の意見をレポート化する)
・どのようなクリエイターに、どれだけの金額で発注したか
・どれだけの資金が獲得できたか
・どのメディアに掲載できたか

などで効果測定を行う予定です。

まとめ

今回のプロジェクトは自分の得意分野での挑戦です。色んな方に自ら働きかける必要が出てきて、想像するになかなかハードですが、半年後には自分の世界の見え方がちょっと変わっているんじゃないかなと思っています。

コミュニティ内の仲間も少しずつ巻き込みながら進め、その人達の成長にもつながる。そんなプロジェクト目指して、今期の自主企画は本気で頑張ります!


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