マックグリドルのソーセージエッグとソフトツイストのタワーサイズ

ひと昔前はスターバックスの注文のハードルの高さが話題になっていました。

『日常』（あらゐけいいち氏）より

注文の仕方がわかんねーよ！

的なノリでした。そしてそういったノリすらも流行っていました。



でもスタバの基本的な注文ってそこまで難しくないんですよね。メニューとサイズさえわかれば簡単に注文できます。もちろんトッピングが複雑なのでその辺りは注意が必要ですが。



しかしスタバよりもハードルの高いお店が存在します。


それがマクドナルドです。


意外と見落とされがちですが、マクドナルドは注文が難しいです。



まずゆっくり見ることのできるメニューが店員さんの手元にしか存在していません。



なのでまずは店員さんのところに行って注文するという段階に入らないとメニュー選択ができません。



玄人の方はノールックでも注文できるのでしょうが、私のような素人には目視が必要です。



例えば朝マックでパンケーキに目玉焼きとハンバーグが挟んでいるものを頼みたく、セットでポテトをひとかたまりに固めたものを付けて飲み物は甘いものを選びたいとします。



ものは頭に浮かんでもどれも名前がわかりません。そうなるとメニューを見る必要があるのですが、どこに書いているかはチラッと見ただけではわかりません。後ろには待列が出来ていて、店内は騒音で埋まっている、こんな状況でゆっくり選んだり質問をするような隙はありません。



ましてや注文も騒音に負けないように声を張る必要があります。



タスクが多すぎるのです。



そしてメニューには「パンケーキで挟んでます」だったり、「ハンバーグを入れてます」だとかは書いていませんし、表示も非常に小さいです。


正解は

マックグリドルのソーセージエッグ
サイドメニューはハッシュドポテト
飲み物は左下から随時選ぶ


というだけのものなのですが、バンズの名称がマックグリドルであることや、朝マックの時のハンバーグの呼び方がソーセージであることなんかはわかるわけがありません。



このようにマクドナルドは通常の注文でさえスタバのトッピング並の前提知識を求められるのです。



また店舗限定メニューがレジからは見えない壁際に貼られている場合なんかは

あの壁の裏に貼ってあるやつを下さい

と言う必要があります。


店員さんが新人さんだったりすると良く分からないと言う反応をされるのでその際は覚えている範囲で名前を言って形などの特徴を言う必要があります。

確かツインソフトタワーという名前で、ソフトクリームの高いやつです。値段は200円でした

的な。


これでも理解をされなかったようで、新人さんは側にいた他の店員さんに聞いてくださりようやく解決しました。もちろん私の呼称にも問題があり、正しくはソフトツイストのタワーサイズということでした。


メニューの見えない、もしくは見えづらい際の注文は難しいです。



全て私の能力の問題なんですけどね！



そんなこんなでマックの注文でドギマギしたのでした。



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