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「アニソン派見た?」 2月18・19日 日記

お酒を飲む、夜通しイベントを見る。それじゃあいつ日記書くんだよって思いません?

なんで今回も合併号、この二日で本読んだりしたのでその話も別の日記で書くとして、今日は18日にあった『アニソン派 vol.6』の感想を。


どんなイベントなのかというと、アニソン作家が集まって最近の良いアニソンについて話そうよというシンプルで良い、半年に一回くらいの頻度で開催されているイベントです。

今回も基本は2021年のアニソンアワードを決めよう、夏川椎菜について解剖しようという2本柱で、特にアワードの方で素敵な曲に出会ったり知ってる曲の新たな要素を知れたので簡単にメモします。

『パラレルモーション』 ORESAMA

この曲はもともと知っていて、ORESAMAも好きなのですが、自分がなんとなく気持ちが良いな、フックになってるなと感じる部分が理論的にどういう音楽のジャンルからの流れでーと説明されててなるほどと思った(あまり覚えてない)。ORESAMAは踊れるポップスの中に他とは違う教養のようなものを感じる気がする。

『14平米にスーベニア』 久川凪

おじさんはね、アイドルマスターが大好きなの…

特にデレマスは本当に曲が強いと思ってて、その中でも個人的に推している声優さんがソロ曲を歌うとのことでだいぶ楽しみにしていた曲でした。

聞いたら分かるんですけど、全体的にテンションが低い、メロも平坦。凪のキャラソンとしては満点だけどここまでやるか、と初見の時は思いました。

しかしこの曲良いんですよね、久川凪がそこにいるという実現性を感じさせることが曲の印象にすんごい影響を与えている気がします。作曲も作詞も天才が作ってる。

笑っちゃうだろうなの所で「凪が笑ってる!微笑んでる!!」ってなったオタクが国が独立するくらい沢山いるらしい。

『ミス・コンダクタ』 キィ

これは今回のイベントで知ったシリーズ。聞いた瞬間に「おい、平成のボカロかよ!最高だな!」ってぶん殴られた、早くて、ボーカルの音が詰まってて、何言ってるか分からなくて、高低差が激しくて、それをボーカリストが感情的に勢いで歌うのが中高生の頃に聴いていたボカロ曲ならびに歌い手さん達を想起させて、懐かしい気持ちになりました。

今の老人世代が演歌とかを懐かしの良いものと扱うように、自分がこういう曲を老後に聞いて懐かしがっているのを孫世代に古臭いと言われたら普通にキレるかも知れないのでまだまだ子供だなと思う、50年後ってどんな曲が流行ってるんだろ。

『エンターテイナー』 Rain Drops

誇張抜きで年末から年始にかけて一番聞いた曲かもしれない。

『星をつなげて』とかもそうなんですけど、じんさんの曲って楽しいって気持ちに強制的に持っていく力みたいなものがあると思っていて。自分は田淵さんの曲も好きなんですけど、田淵さんの曲をアグレッシブな楽しいだとすれば、じんさんの楽しいは幸せに近い楽しいなんですよね。

イメージの話でも最高なんですけど、『曲』としても凄いことをしてるらしくて、サビのメロが3段階上がるのは男女混成だからこそという話を聞いてなるほどと思いました。

堀江さんと共作でこれからも良い曲を量産して欲しい、毎秒リリースしろ


『Stellar Stellar』 星街すいせい

最後は正真正銘の神曲。

初めて聞いた時の衝撃たるや、まぁ聴いてみてと言うしかない自分には言語化不可能の天才が集まって作った曲。

自分は大好きなので作曲家の方々もこれでもかってくらい絶賛してて「それな!」と画面の前でずっと首を縦に振ってました。

最後を4度じゃなくて1度の音で締めたのは、ライブの最後の曲として拍手が似合う曲にしたかったと言う話はなるほどと思ってたし、そこにしっかり注目できるのが作曲家だなと思いました、聴いてみると「確かに…」となる。


ここに挙げなかっただけで他の曲も大好きな曲ばかりで、こうやってアワードと評して色んな曲を知れて、その曲の楽しみ方や裏側を知れるのがこのイベントの最高な点だといつも思います。でもこの曲達を聴いておけば大丈夫、になるのは怖いので自分から色んな曲を聴くように意識しないと。


明日もお酒を飲む、しかも次の日は7時の飛行機、どこかで日記をつける努力もしようと思う、毎回酒を言い訳にするのは芸がない気がするので、それではまた。

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