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9月30日 日記 シャーロックホームズの追悼

台風が来るらしいです。家を出るときにしっかり傘を持っている人を見ると、先のリスクに対してコストをかけることができる人なんだなぁと思います。自分みたいなリスクが眼前に迫らないと回避しようとすらしない人間は当たり前のように傘を持たずに家を出ました。『雨に降られるのもたまにはいいじゃん』みたいなお洒落な理由だけでなく『帰りに雨に降られるという被害に慣れてしまっている』が正解だと感じます。あまりにもだらしないですが、自認しても変わろうとは動けない。


友人が家に来てボードゲームをしました。明日で緊急事態宣言は解除されるようですが、なかなか外で騒ぐことを無条件にヨシとされない世の中なので我が家に友人を招集して推理系ボードゲーム(このカテゴリーで正しいかは分からない)の『シャーロックホームズの追悼』をプレイしました。

簡単にどんなボードゲームなのか紹介すると、グループSNEから出ている謎解きと物語が完全に融合したもので、今回はシャーロックホームズの世界観のなかで起きる殺人事件の謎を解いていくというものです。

このゲームのテーマの一つにDIALOGUE(対話)というのがあるように、LINEのアプリを使ってAIと会話していく形式は初めての経験で、つまりはGMを人がやる必要が無くなるということなのでこういったジャンルに初挑戦という人たちにも触れやすいタイトルだと感じました。

物語や謎解きには触れられないのですが、5人でプレイして4時間ほどかかるしっかりとしたボリュームがあり、最初に謳われていたように後半の謎解きと物語が交差する瞬間は毎回鳥肌の立つような衝撃がありました。楽しかった………


そんなでゲームをプレイし終わり、友達を駅に送る時間にも雨は降っていなかったので『傘を持って行かない』という賭けに勝ちました。

おそらく雨への慣れだけじゃなく、こういったアホみたいな感情も天気予報を見て傘を持って行けない理由に一役買っている気がする。

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