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🇪🇬エジプト③ カイロ滞在
ダハブからカイロへの極寒の移動
gobusという会社の夜行バスでカイロへ向かった。
バスの種類は通常のバスとミニバス(ハイエース)の2種類があり、ミニバスの方が早く着く
料金は通常バスが300ポンド(約¥1,500)、ミニバスが350ポンド(約¥1,700)
22時発だと朝5時過ぎにカイロ着、その次は0時発があり朝7時過ぎにカイロ着
カードは使用不可
ダイビングでお世話になったダイブショップの人たちの勧めもあり、ミニバスにした。
ただ車体が小さい上にかなりスピードを出し、運転手の眠気対策のためか音楽を流しているので、まともに眠れはしない。
加えて10°Cしかない外気と車内の気温が変わらず、非常に寒い。
特に寒さがキツく、通常のバスの方が快適だった気がしないでもない。
カイロの街
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カイロは大都会だった。
アフリカ全体でも3位の人口だそう。
朝着いた時は少し静かだったが、日中になるとひたすら車のクラクションが鳴り響き、道はゴミと動物の糞だらけ、横断歩道はないので交通量の多い通りも車の間を縫うように渡らなければならない。
シナイ半島の落ち着きからは考えられないほどカオスだ。
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そして何より空気が汚く、対して遠くない建物も霞んでいる。
その霞み具合は中国の比ではなく、今まで40ヵ国以上訪れた僕にとっても過去一番かもしれない。
ネガティブな側面を書き連ねてしまったが、街自体は賑わいがあって結構面白い。
夜になると人通りが非常に多くなり、露店も出ている。日本で言う新宿・渋谷みたいな感じだろうか。
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カイロのスターバックス
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カイロにはスターバックスも何店舗かある。
ただ、実際にその場所に行っても店舗が存在しなかったりするので注意だ。
僕はgoogle mapを見て宿の近くのスタバに向かったが、なぜか道路を挟んで3つもスタバがあるぞと思って到着したら、1件も無かった。
レビューを見ると、「この場所には存在しない」と言うコメントが散見された。
上記写真のスタバは、そのレビューの中でこの店舗は確実にある、と書かれていた店舗(つまり全く別の場所)に行ったものだ。
頼んだホットアメリカーノは美味しかったが、店員のサービスは粗野だった。
世界中のどこのスタバに行っても店員の態度の良さに感激したものだが、エジプトは例外なようだ。
ここに大きな船が停泊しており、その中にスターバックスは存在する。
エジプト考古学博物館
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考古学博物館はアクセスの良い街中にある。
入場料は450ポンド(約¥2,200)。ツタンカーメンの黄金のマスクと棺もある。
本当にたくさんの展示物があるので、古代エジプトについて予め勉強しておいた方が楽しめそう。
数ヶ月以内にピラミッド付近に巨大な博物館がオープンするため、この博物館のものもそちらへ移されているそうだ。
ギザのピラミッドとスフィンクス
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入場料は540ポンド(約¥2,700)
最大のクフ王のピラミッドの内部に入るには追加で900ポンド(約¥4,500)
最小のメンカウラー王のピラミッド内部には追加で220ポンド(約¥1,100)で入れる
ピラミッドの入場口は2つあるが、僕はスフィンクスに近い方のゲートから入った。
こちらから入ると3大ピラミッドとスフィンクスをまとめて拝めると聞いたからだ。
上記の写真は入場してすぐに撮った写真。個人的にはこちらの入場口がお薦め。
ちなみにもう一つの入場口は以下。
ピラミッドはカイロに隣接したギザと言う街にあるが、カイロから向かうならUberがお薦め。
考古学博物館から30-40分程度の所要時間で150ポンド程度(約¥750)だ。
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客引きが相当ウザいと聞いていたが、個人的にはそんなでも無かった。
中にはかなりしつこい客引きもいるが、一部だった印象。
もしかしたら僕が客引きを粗野に扱うことに慣れてしまって、相手もすぐに諦めてしまうのかもしれない。
カイロのコシャリ
カイロで食べたコシャリも美味しかった。
コシャリと水で55ポンド(約¥270)。安い。
カイロの交通事情
カイロでは地下鉄があり、結構便利だ。
2駅の移動で6ポンド(約¥30)だった。
Uberもあるので何かと揉めるタクシーを避けられるのも有り難い。
一方、信号や横断歩道は無いので交差点はカオスだし、道路を渡る際は車の間を縫うように移動しなければならない。
歩きスマホは命に関わる。
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ルクソールへの鉄道移動
恐らく最安値はバス移動、飛行機なら所用1時間で価格も1万円ほどと悪くない。
が、鉄道好きとしては鉄道で移動してみたく、ラムセス駅にチケットを買いに行った。
2階の専用窓口で購入
外国人料金が適用されるため、非常に高額
朝8時カイロ発、20時ルクソール着で1等席は60ドル、2等席は45ドル
エジプトポンドは不可、ドルかクレジットカードでの支払い
翌日のルクソール行きは売り切れており、その先のアスワンまでのチケットを買ってルクソールで降りればよいと提案され、そうすることに。
つまり上記料金はアスワン行きの料金だが、ルクソールまでの本来の料金は聞き忘れた。
ちなみにアスワンは23時着とのこと。
日本円で約1万円と高額だが、寝台列車だと倍の2万円もする。
翌日、カイロを出発した。
発車時刻は予定通り朝8時。
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