「生き様」 久しぶりにまともに聞いた。 戦後生まれの渋い男の笑言葉。 挑戦し続けるってことなんだうと思う。 地域の伝統芸能を守ると言うより、私たちは、それを作っている途中なんだなと。 簡単にやめない。 続けられる方法を考える。 工夫する。 心を折れさせたままにしない。 真に、支えようとしてくれている人の言葉。 #津軽三味線 #地域芸能 #収穫祭
「良い趣味ね」 津軽三味線を弾いていることを、そんな風に言われることが多かった。 「趣味?」 その言葉を聞くたび、違和感がありありで、なんか違う、そうじゃないって、思ってた。 でも、趣味じゃなかったらなんだ? なんだ?なんだ? ちっとも分からなかった。 芸事そんな時、偶然にも出会った言葉。 「芸事」 すとんと腑に落ちた。 その時は、まだ人に教えることもしていなくて、仕事ではもちろんなかった。 でも、「芸事」だよ!って。 んじゃ、「芸事」ってなに? そこで、また答えを
愛媛県東温市で津軽三味線教室「絢の会」を主宰しています片山慈(かたやまめぐみ)です。 三味線を弾き始めてから来年で20年。 専業主婦だった私が、三味線を始めたきっかけのお話です。 今から30年も前。 確かNHKだった思うけれど、初代高橋竹山のドキュメンタリーが放送された。 今ではその時の内容をあまり覚えていないけれど、暗い背景に一人、太棹を構えて奏でる三味線の音色に耳を奪われテレビ画面に釘付けになり、そのあとはもう、とにかく泣けてしょうがなかったことだけは鮮明に記憶に残っ