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国公立大2次試験まであと1週間

 共通テストから1ヶ月が経ち,いよいよ国公立の入試まであと1週間を切りました。注意点については,基本共通テストのときと変わりませんが,大きく異なる点について述べたいと思います。

(1) 1週間前

 とにかく過去問の精度を高めましょう。時間マネージメント,スコアメイクの仕方など,1度やった過去問で再度確認しましょう。国公立大の2次試験では,基本,5.5〜7割とればいいという受験生が大半です。自分に必要な点数をとるための最良のやり方を再確認しましょう。

 これに加え,地歴や理科は弱点分野を強化すること,数学は頻出分野や苦手分野を過去問から抜粋して集中的な学習をすることも効果的です。

(2) 試験当日

 試験が1日の人は大丈夫だと思いますが,2日にわたる人は,1日目のテストを引きずらないようにしましょう。

 共通テストは高得点勝負なので,それほど大きな失敗をし,次の日に引きずることは少なかったかも知れません。しかし,国公立大の2次試験は,記述式である点,難度も共通テストと比べると断然と高いため,なかなか手応えを感じられず,自信を失うかもしれません。これは皆同じです。きちんと吹っ切り,翌日に備えましょう。

 (1)でも述べましたが,2次試験は5.5〜7割とれればいいのです。ということは,全教科満遍なくとるのではなく,4科目あると考えた場合,得意科目2科目でそこそこ稼げれば,残り2科目は多少の失敗をしても十分合格点に届く計算になります。むやみやたらに不安にならないことが,合格を勝ち取ることにつながります。

(3) 最後の1分まで諦めない

 試験当日は,物凄い集中力です。たとえば,数学の時間にラスト5分で解法を思いつき,大問1つ分解答作成できたり,英語の時間に自由英作文に時間が5分しか残らなくても,きちんと書ききれたりするということが,起こりえます。そんなのあり得ないと思うかもしれませんが,本当です。そのくらい,本番の集中力はすごいものです。火事場の力とでもいうべきでしょうか。最後の最後まで諦めずに,考え続けることが大切です


 本当の最終コーナーです。これまでのすべてを出し切れるよう,残り1週間,そして本番とすべてを出しつくしましょう。

When you give up, that's when the game is over.

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