週刊しゃまお27

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▼隣の部屋の郵便受けが気になる
アパートに住んでいるもので

玄関の扉ではなく、建物の入り口に集合住宅用郵便受けポストがある感じです

こんなかんじの

階段 1 2 3(おれ) 5(お隣) 6(お隣のおとなり)


自分はコンビニに行くときとか頻繁に確認をしているのですが
隣の番号のポスト、大量に手紙が詰まってたんですね。

お隣さんは深夜0時前に鍵束をジャラジャラ鳴らしてご帰宅するのです。が、お隣のお隣だったっけ、みたいなガバガバ記憶なのです。

光熱費の支払いは入っているわ、銀行からの手紙や役所からの手紙もあるわ。
死・・・ですかね・・・。
1ヶ月様子を見て更に手紙が増えてたら大家さんにでも連絡しようかしら。


▼ウィキッド/Wicked
熱心に布教されたのでウィキペディアで予習してから視聴した。
元々子供の頃に電車に乗ってたら広告で見かける事はあって、タイトルだけは知っていたのです。

まずこのタイトル、ウィキッド=邪悪という意味らしく。
この物語を発案した人が「邪悪なのは誰か」を観客に問うているみたいで。
(この物語を発案した人が最もWickedなのでは・・・と考えていたりする)

2幕の構成になっていて、1幕のラストから面白い展開に。
1幕序盤のダルさを乗り切れば面白い。

▼学園の同期メンバー
主人公:エルファバ
呪いで出産された時から皮膚が緑色の女性で気味悪がられている。
異世界から来た父親とオズの世界の母親の血が混じったハイブリッドで、魔法の素質に目をつけられる。
物語が進むごとに魔女の服装を追加していき、自分がWickedになる事を受け入れ成長する。

ライバル?:グリンダ
傲慢な面と心優しい二面性を持つ女性。
感想や考察では最もWicked=邪悪の候補として挙がるらしい。

主人公の妹:ネッサローズ
エルファバが気味の悪い出産だったことから、同じような子が生まれないようにお腹の中に居る時から様々な祝福や薬を投与され、その結果足が不自由なまま生まれてしまった車椅子娘。
自分を見てくれる男性を求めている。

王子:フィエロ
無神経さとお気楽さを併せ持つ。
個人的に作中トップの聖人。

一般人枠:ボック
優しい一般男性。


▼その他
・オズ市民
一人悪者が必要な方々。
言い換えれば一人の悪者を作ることで団結を図っている。
戦犯ではあるが、現実の国のように戦犯の政治家やアイドル・モデルを批判する心なき者達。wicked。

・エルファバ母
オズと不倫した。
個人的に二番目の戦犯=wicked。

・エルファバ父
エルファバ母の不倫を見抜けず、エルファバに強くあたる。
個人的に戦犯に数えている。

・オズ
最高の戦犯。
エルファバ母に相手が居ることを知っている上で不倫をした。
その上でエルファバが緑色の肌に生まれたことを知らず。

・オズの組織
オズの命令に従う者達で、性質はオズ市民に近いかもしれない。

・モリブル
学長。
明確な悪役であり戦犯。
都合の良い悪者を作り上げ上げ市民を利用する。

・ディラモンド教授
作品屈指の良い人。(推しである。
エルファバにオズの真実と危機を伝えたのを聞かれたのかモリブルに教職を奪われる。

ただし、何故エルファバにオズの真実を伝えたのかが謎。
エルファバだけでなく信用に足ると判断した者に真実を言いふらしているかも描写が無い。


▼で、誰が邪悪だったり、一番邪悪なのか?
個人的に「誰が邪悪であるか」で判断するよりも、
「邪悪を受け入れた者」を評価したいと思う。
なのでエルファバが一番邪悪ではない。

「邪悪を自覚しない者」は「邪悪を受け入れていない」
よって、個人的にグリンダへの評価は賛否である。

グリンダは好きな人こそ手に入らなかったが権力と地位は手に入った。
その代わり邪悪の代償と罪滅ぼしとしてオズの浄化を行う事になる。

ただしグリンダがオズの浄化を行うのは、エルファバとグリンダがくっついた事を知らないからである。
エルファバとの絆と、フィエロへの執着・・・、天秤が崩れかねないのでは。
知ってしまったら第三幕が始まってしまうのではと、考えてしまった。
そう、グリンダに情状酌量があるのは、グリンダがエルファバとフィエロのその後を知らないからだ。

で、オズ市民とオズ組織に関しては不問とする。
一般市民は一つの敵が欲しいのだ。
歯車であり舞台装置であり、社会そのものである。
愚かな集団意識による邪悪なだけである。


邪悪とは、邪悪の因果を己で断ち切らない者が邪悪であると個人的に考える。
邪悪の因果を把握しない者も邪悪である。
邪悪の因果を把握せずとも断ち切る者は邪悪ではない。

そう、フィエロは偶然断ち切っただけなのだ。



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