点

現代氣功では、人と人の関係性はドットの集まりで表現する。

自我はなく、互いの交点で形どられる関係性で自分が表出する。

シンプルに点と点というのが腑に落ちてしまうと、視座が変わり、上空から地面を眺めているような不思議な感覚になっていくものだ。

地表ではいろんなドラマが繰り広げられ、悲しんだり、喜んだり、怒ったりしているが、そこからの距離感が生まれる。

問題から距離を置くというが、これは水平方向ではなく、垂直方向の距離感である。

高さによって抽象度が増し、枯れ木も山のにぎわい程度に、様々なイベントが人生に彩りを加えるエッセンスになる。

このドット世界に慣れ親しむと、決められた運命論から創造者の視点に変わっていく。

イメージで想像し、設計し、また創造する。

それを真似ただけのVRより、現実世界の方がよほどエキサイティングである。

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