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HIPHOPにおいてMCはリリシストであることが大事、ちゅう話。

みなさんお疲れ様です。今日は彼岸あけの日でした。
ご先祖様に感謝して、お墓参りは行ってくださいね〜。

さて本題に行きましょう!今日はMCの本随を探究しますよ〜。
では見出しから。

言葉の力:MCがリリシストであるべき理由


ヒップホップにおけるMC(マスター・オブ・セレモニー)は、
単なるパフォーマーやビートに乗るアーティストではなく、
リリック(歌詞)を通じて物語を語り、
メッセージを伝えるリリシストであることが求められます。

リリシストとは、言葉を武器にし、
詩を通じて感情や真実を伝える存在です。

では、なぜMCがリリシストであることが重要なのでしょうか?
難しいよね。

1. 言葉が持つ表現力

MCの言葉には、
ビートの上でリズムに合わせる以上の力があります。

リリックには、痛み、喜び、怒り、希望など、
人間の複雑な感情が詰まっており、
それを言葉で描き出すことでリスナーの心に直接届きます。

MCがリリシストであることで、
ただの音楽を超えて、個々の体験や思想、
さらには社会の現実を深く表現することができます。

特にヒップホップは、
抑圧されたコミュニティや個人が声を上げ、
社会の不平等や人種差別、貧困といった課題に立ち向かう場として誕生しました。

MCがリリシストとして言葉を鋭く使うことで、
そのメッセージは強力な武器になります。

言葉を通じて現実を切り裂き、真実を訴えかけることができるのです。

2. リリックはアイデンティティを表現する

MCがリリシストであることは、
自身のアイデンティティを表現する手段でもあります。

ヒップホップは自己表現の文化であり、
MCのリリックはその人の経験やバックグラウンド、
思想を反映しています。

自分の言葉で自分の物語を語ることができるリリシストこそが、
ヒップホップの真髄を体現しているのです。

リリシストは、
自分の内面を掘り下げ、個人的な体験や感じたことをありのままに表現します。

それは、リスナーとの共感を生み出し、
他者の心に響くメッセージになります。

ヒップホップは、「誰もが語るべき物語を持っている」という信念に基づいていると考えます。

MCがリリシストであることで、その物語は力強く、真実味を持つのです。

3. リズムとリリックの融合

ヒップホップは、ビートに合わせて言葉を乗せるというリズミカルな要素が大きな特徴です。

MCがリリシストである場合、
単にリズムに乗るのではなく、
言葉の響きや流れを最大限に生かして、
リズムとリリックの融合を生み出します。

これにより、リリック自体が音楽の一部となり、
言葉そのものがリズムと一体化します。

例えば、ライム(韻を踏むこと)は、
ヒップホップのリリックにおいて重要なテクニックの一つです。

リリシストとしてのMCは、
ライムやリズムのパターンを駆使して、
言葉のリズム感やグルーブ感や音楽性を高めます。

これにより、メッセージがより強く、より美しくリスナーに伝わるのです。

4. 社会への影響力

MCがリリシストであることは、
社会に対しても大きな影響を持ちます。

ヒップホップは、
現代の社会問題に対する批判や対抗文化としての役割を果たしてきました。

リリシストのMCは、自分の言葉で社会の不正や矛盾を指摘し、
リスナーに考えさせる力を持っています。

特に現代のヒップホップシーンでは、
環境問題や政治的な動き、ジェンダーや人権問題など、
幅広いテーマがリリックの題材となっています。

MCがリリシストであることで、
そのようなテーマを深く掘り下げ、単なるエンターテインメントではなく、社会を動かす力を持ったメッセージを生み出すことができます。

5. 時代を超える言葉

リリシストのMCは、一過性の流行にとらわれず、
時代を超えて響くメッセージを残すことができます。

ここの観点が一番重要です!

歴史的に見ても、ヒップホップの中で最も尊敬されるMCたちは、
その言葉の重みとメッセージ性によって評価され続けてきました。

彼らのリリックは、時代を反映しつつも普遍的なテーマを持っており、
未来に向けてもその価値を失いません。

MCがリリシストであることで、
彼らの言葉は時間を超えて残り、
次の世代にも影響を与えることができます。

言葉は消え去ることなく、文化や社会に深く根付くし刺さるのです!


結論

ヒップホップにおいてMCがリリシストであることは、
言葉を通じて個人的な感情や社会的なメッセージを伝える力を持つことを意味します。

リリシストとしてのMCは、
リスナーの心に深く響き、文化を超えて影響を与える存在です。

ビートに乗るだけでなく、
言葉の力を信じ、その言葉を通じて世界に変化をもたらすリリシストとしての役割を果たすことが、MCの使命なのです。

これが永遠の課題でもあります。


今日はこの辺でお暇です。
明日もいい日や。なまんだぶ。合掌

1LOW  釋一承 HIPHOP寺館長
ZULU NATION JAPAN

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