インターネットは歌舞伎(一貫性)の時代へ

津田先生が過去のあれこれを掘り起こされ、月まで吹っ飛んでいる昨今ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。僕は元気です。どうですか?

津田先生、過去のお粗相話はともかくとして主張が二転三転しているところを掘り起こされたのはイタいですね。語る者としての信用というのは結構一貫性を要求されます。インターネットがケツに刺さった感じですね。

ところでちょうど本日、某有名フェミニストの方が「女性は被差別者であるから、男性文化を有害と切って捨てて良いのだ」というような主張をしておりまして、しかも「黒人が白人文化を批判するのと同じだ」というような喩えを用いていて、なんだ?じゃあ黒人なら白人文化を問答無用で害悪認定出来るのか?とりあえず歌舞伎町の黒人連れてくれば正しくなるのか?とか思っていたのですが。

インターネットの謎として、こういった完全に破綻した論理が妙な説得性を持っていることがしばしばあります。フェミニズムに限らず、ある種の敵味方陣営がカッキリ分かれるジャンルに頻出するやつですね。実にしばしば

「男は悪徳である!!」

「「「悪徳である!」」」

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発達障害ライフハックのような実用文章ではなく、僕がライフワークとして書きたい散文、あるいは詩に寄っていくような文章を書いております。いろいろあって、「善い文章」を目指して書くようになりました。ご興味ありましたら是非。

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