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物書きになりたい若者のために。創造性なんて、何の役にも立ちやしないよ。
文章でメシを食うようになって、もう5年以上経つ。相変わらずnoteの更新一つにもあっぷあっぷしているし、毎日「なんで俺はこんなに文章が下手なんだ?」とウネウネする日々ではあるけれど、曲りなりに「物書き」にはなれたと思う。そして、改めて実感することだけれど、この世に「文章の才能」みたいなものが存在するとしたら、僕のそれは決して豊かではないということだ。
なにせ、僕のデビューは32歳だ。しかも、純粋な「文章」で勝負しているとは到底言えない。僕は文章技術に知識や経験を加えて商品にする実用書作家で、若い頃の僕が目指していた「作家」像とかけ離れた仕事をしている。
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