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物書きになりたい若者のために。創造性なんて、何の役にも立ちやしないよ。

 文章でメシを食うようになって、もう5年以上経つ。相変わらずnoteの更新一つにもあっぷあっぷしているし、毎日「なんで俺はこんなに文章が下手なんだ?」とウネウネする日々ではあるけれど、曲りなりに「物書き」にはなれたと思う。そして、改めて実感することだけれど、この世に「文章の才能」みたいなものが存在するとしたら、僕のそれは決して豊かではないということだ。

 なにせ、僕のデビューは32歳だ。しかも、純粋な「文章」で勝負しているとは到底言えない。僕は文章技術に知識や経験を加えて商品にする実用書作家で、若い頃の僕が目指していた「作家」像とかけ離れた仕事をしている。

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2,183字
発達障害ライフハックのような実用文章ではなく、僕がライフワークとして書きたい散文、あるいは詩に寄っていくような文章を書いております。いろいろあって、「善い文章」を目指して書くようになりました。ご興味ありましたら是非。

玉雑記

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あまり多くの人に向けては書きたくないこと、表に出なかった商業原稿、最近の雑記など月2回~(最近は大体4回)更新します。色々あって、ツイッタ…

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