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雑記、美しい子ども、かっこいい愛車、正しい中年

 えらいてんちょうと呼ばれる友人がいるのだけれど、あいつが唐突に来た。表紙の写真を見ればわかる通りの愛車に乗って、とびっきり可愛いお子さんを連れて。みなさんにはプライバシーの兼ね合いで見せられないのが本当に惜しいのだけれど、この可愛さには正直いってやられた。可愛いなんて表現はあまり適切ではなく、「美しい」と言った方がより近い気がする。めまぐるしく変わる表情、そのちいさな頭の中で膨大な思考が行われているのがわかる。この世のありとあらゆる美しい情報の塊みたいだった。子ども、すごい。

 「唐突」というのは少々表現が適切ではなくて、「娘の具合が悪いからちょっと会合は延期にして」と言っていたあいつがいきなり今日「やっぱ行けそう」と言いだしたのだけれど、僕はそれが「延期された日(来週の月曜)」だと思い込んでいて、「今おまえんちの最寄り喫茶店にいる」と言われて慌てて走って向かうことになった。相変わらず発達障害をやっている。なるべくやらないで済ませたいのだけれど。

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1,173字
発達障害ライフハックのような実用文章ではなく、僕がライフワークとして書きたい散文、あるいは詩に寄っていくような文章を書いております。いろいろあって、「善い文章」を目指して書くようになりました。ご興味ありましたら是非。

玉雑記

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