雨降りのこと
文章が書けない日がある。それはもう、雨降りみたいにある。最近は、ちょっと長い雨降りがあってこのnoteの更新も大変遅くなってしまった。本当に申し訳ない。もちろん、僕は職業的に文章を書いているのだから「書けない」なんていうのは許されないことだ、という考え方はある。その通りだと思う。仕事は仕事としてやらなければならない。
しかし、雨が降るたびに思うことなのだけれど、書けない日に無理やり仕事として書き上げた文章をお客さんに提示するのは、それはそれでとても不誠実なことなのではないか。いや、これは結局体のいい言い訳かもしれない。とにかく雨が降る日があって、そんな日はどうやって過ごしていいのか未だにわからない。職業的に文章を書くようになってもう二年ほども経つのに、未だに雨降りの過ごし方を知らない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?