雑記、部屋から本が溢れたので、新しい職場で仕事を始めます
このドッタバタの中でなんだけれども、いやこう会社経理の事情みたいなものもあって、懇意にしている不動産屋さんに「もうマジで全部頼む」ってお願いして、新しい事務所を借りた。昨日が鍵を受け取れる最初の賃発日なのだけれど、案の定まだ受け取りにはいけていない。まぁ、しょうがない。ちゃんと家賃は払われているのだから、問題は特にない。新しい部屋はいつもわくわくする。それはまた本が買えるということだ。これほどうれしいことはそうそうない。
流石にもう限界だ、本が置けない。ずっとそうは思っていた。この写真を見ればわかってもらえるだろうけれど、僕は本の牢獄みたいな部屋に住んでいて、壊れた(倉庫の荷台の上から落としてしまったのだ)ストーブすら捨てられないまま日々減耗していく生活スペースに圧殺されるように暮らしていた。たぶん、それ自体は全てが間違ったことではなかったと思う。やはり僕のアイデンティティは文章を書くことだし、逃げ場のない本の独房に自分を閉じ込めておく必要はあった。僕は弱いし甘ったれなので、これはまさしく必要に迫られたと思う。そのようにして二冊目の本が書きあがった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?