なぜ本を読むのか
年末年始、実家に帰ろうと思っていたが、新幹線の予約をとり忘れて帰省でず、今年も東京で過ごすことになった。
時間ができたので積読していた本を読むことにした。マイケル・サンデルの「実力も運のうち」を読み終え、今はジョナサン・スウィフトの「ガリバー旅行記」を読んでいる。
ふと、自分はなんで本を読んでいるのだろうかと思った——そして、答えも本の中にあった。
俺が本を読むのは、脳を鍛えるためであり、思考を研ぎ澄ませるためだ。
本を読めば読むほど、人と話が合わなくなる。
本を読めば読むほど社会性が損なわれていく。
本を読めば読むほど、社会不適合者として研ぎ澄まされていく——その瞬間が好きで、俺は今日も本を読む。