気分転換とデトックスは先手必勝

5年手帳が、現在5年目。今年は切れ切れに書いたり書かなかったりしてる。
5年も書いていると、嫌な偶然というか、どの年も碌なことがなかった日がある。
夕食後、それをまじまじ読み返していたらどうしようもなく気分が暗くなって、「これはいけない」とさっさとシャワーを浴び、その後すぐに寝た。

次の朝は、早寝の甲斐もあっていつもより30分早く起きられたので、久々にモーニングノートを引っ張り出した。
前夜にくらったモヤモヤを10分ほどひたすら書いて、やがてスッキリした。
気分転換とデトックスは先手必勝、成功させるには早寝早起きがカギ。
ゆうべ、もやもやを無駄に咀嚼し続けるようなだらだらとした時間を引き伸ばさなくてよかった。

手帳もいいことばかりじゃなく、こんなふうに悪い記憶を呼び覚ますこともある。
それでも、記録にはきっと意味がある。
そもそも生きてればいいこともあれば悪いこともあるものだ。塞翁が馬。禍福は糾える縄の如し。人生楽ありゃ苦もあるさ、という歌もあるとおり。

明るい朝日の下、昨日読んだ5年手帳の先の日付をよく読み込んだ。
のたうちまわったりマイナス思考に耽ったり、美味しいものを食べたりどこかに出かけたりして、人生に時に用意される落とし穴からなんとか這い上がっている私の姿があった。
そうだ。ジタバタしながらもどうにか自分の機嫌をとりながら生きている。私も、手帳を書いている他の誰かも、手帳なんかつけていない他の誰かもみんな。そんな風に腑に落ちた。

5年手帳も、現在5年目。また次も買おうかな。そこに何を書こうかな。