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夏の文庫フェアは別腹です

昨夜は、金曜の夜という開放感を覆うかのような眠気に、20時前にはこてーんと眠ってしまった。
なんやかや夜更かしした日も点在した週だったので、睡眠不足を帳尻合わせする夜だったのだろう。
しかし早寝したものは早起きする摂理。本日の起床時間、2時半。
休みだからいいや、とそのまま起きて、存分に朝活した。丑三つ時でも、起きたからには朝です。

昨日寄った本屋では夏の文庫フェアの売り場ができていて、そういう時期かあと思った。
各出版社のテイクフリーのPR用小冊子をもらってきたので、明けて今朝、じっくりチェックした。気になるタイトルに付箋をぺたりぺたり。
その中には「買おう」と心に決めながら20年ほど手にする機会を逃してきた本もあって、それはさすがに昨日のうちに買っといた。なんか、なんかタイミングを逃し続けてしまう本って、ありません?

外が明るくなってから、2時間ほど朝寝した。こういう不規則なことができるから休みはいい。
起きたらもうすぐ店が開く時間。顔を洗って着替えて、日焼け止めと眉だけささっと描いて出かけた。この週末は本を買う! と決めていた。
ちなみに前述の文庫フェアとは別です。それは別腹(?)。
ここのところせっせと読んで積ん読を減らしていたので、そろそろ補充していいな! と意気揚々とやってきた。

目的は短歌の本。でも主にフィーリングに任せて、他にも一冊、また一冊と手に取る。
話題書や映像化書籍のコーナーも一巡するけど、結局収穫がないまま終わることが多い。なぜだろう、古典好きだからって新しいものに弱いんだろうか、と未だに満足な自己分析はできてない。
結局6冊購入。1〜2冊くらいはちょくちょく買うけど、一度に5冊越えは結構思い切らないと買えない。本も値段が上がってるからね……。夏ボーナス、ありがとう。

せっかくなのでランチにも寄った。今月2度目の外食。節制を続けているので、外食は月に2度までってことにしておこう。今決めた。
パスタを待つ間に、購入したばかりの岡本真帆さんの2冊目の歌集「あかるい花束」を読む。私が唯一諳んじることのできる現代短歌は岡本真帆さんの作(本当に私でいいの?〜)で、勝手にご縁を感じて買った。
外で歌集を読むもどかしさは、人前だから目にした歌をそのまま口ずさめないこと、と本を開いてからいつも思い出す。
半分ほど読んだあたりでパスタと紅茶がくる。うーん、やっぱりいいな。帰ってからじっくり読むぞ。

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