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良い物語とは、良い問いをもたらしてくれるもの

台風は去ったようだ。
夜中の中途覚醒のたび激しい雨音が耳について、起きてから日中出かけられるだろうかと心配していたけど。
明るくなるにつれ雨風もやんだ。家族の記念日にプレゼントを買いに行ける。

ずっと冷房に当たっていて、いや、この暑さで冷房を使わないわけにはいかないんだけども、どうしても頭は引き絞られらるようだし、身体が軋む。
積極的にぬるめの湯船に浸かる。ゆるっと身体がほぐれて、ほっとする。
休日の朝風呂は贅沢だ。
習慣づけのご褒美に、湯船に浸かった日は手帳にシールを貼る。それも楽しみ。

朝食を食べると、食熱で汗が吹き出す。お盆は過ぎただけでは、まだまだ暑い。
長年の間、お盆と彼岸を勘違いしていた愚か者は誰ですか? はーい!!(挙手)
暑さ寒さも彼岸までの言葉に、お盆を含めて解釈していた私。8〜9月、みたいな感覚。
9月はともかく8月ではさすがにまだ暑過ぎない? と長らく思い続けてた愚か者(私)。辞書を引くのは大事です。

朝ドラ虎に翼にハマっている。朝ドラが中心の生活になっている。懐かしい……「純と愛」の時もそうだったよ……。人生で初めDVDの箱を買ったのは純と愛だよ!
1日1回の視聴では飽き足らず、3回でも4回でも最新回の録画を見返して、NHKオンデマンドにも入ってるので隙あらば過去回にも遡る。
オタクなので、良いインプットに促されて内側から次々と言葉が吹き出してくる感覚、快い一方で怖い。SNSへのポストの数を重ねて重ねて、デジタルデトックスはどこへやら……。

(でも本当に熱烈に夢中になっている時は、ただ漫然とネットの海を彷徨っている時のように余計な・悪質な・程度の低い情報が全然目に入ってこないから不思議だな……気づいてないのかな……脳がそういう処理をしてるのかな)

良い物語とは、良い問いをもたらしてくれるもの。
先週の猪爪家の家族裁判。みんなが一つの答えに行き着くまで、各々が腹割って話すこと。見てるか! 見てるか星航一! 家族裁判に一から十まで同席しといて何一つ受け取っていないことがありありとわかる星航一ったら!!(がくがくと胸ぐらを揺さぶる)
航一さんは、彼なりの最適解(子供達が巣立つまで最低限だけ踏ん張る)を唯一の答えとして最初に決めちゃったまま、その上っ面だけで過ごして星家をあの空気にしちゃったんだろう。戦争が彼にしたこと、を思わずにいられない。その割を食っているのが、彼の子供達であること。

良いドラマが生活にあるのは素晴らしい潤いになる。
一方で傾き過ぎても危険、やるべきことはやれ!! と自戒しつつ、noteを書く時間もいつもより遅れてしまった。
これを上げたら手帳の振り返りをして、買い物メモを点検して、外出します。

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