シャバい父は健全に子を育みたい。武士道的子育て【ブログ転載記事】
シャバ夫みたいなシャバい人間でも父親になれるんやで~
前回、子育てへの具体的な取り組みを述べる、と私は宣言しました。
でも実際の私は日々苦悩しながら我が子と付き合っています。見ようによっては失敗続きかもしれません。
今回はそんな泥臭い、シャバい父の姿を語ることで、皆様の一助としたいと考えます。子育てはコミュニケーションに大いに寄与する、そう信じつつ。
我が子よ、俺を乗り越えるために武士となれ!
最近、妻がこんなことをのたまいました。
「昔の侍は子供を育てるとき、案外怒ったりしなかったらしいよ。怒っちゃうと子供がビビッって臆病になって、戦で困っちゃうからやってさ。面白いね」
シャバ夫は思いました、これだ!と。「武士たる者は恐れを知らぬ。恐れ知らずに子を育てるためには、親は恫喝や威圧などを決して行ってはならない。寛容な環境のもとに子供を過ごさせるべきだ。」
そうした武士的精神があればこそ、この子は偉大な父を乗り越えることができる。ぼくの望みが果たされる、そう思いました。
お父さんを叩いちゃダメだよ~
我が子はまだ小さく、大人ほどには言語を操れません。自分の思うようにならないとき、相手がこのシャバ夫だと暴力を奮って来ることがあります。愛する我が子にぶたれるなんて、涙目です。母親には基本的にそんなことはしません。父親は辛いよ。
「コラ!」なんてショックのあまり大声をあげてしまうのも無理はありません。実際ぼくも過去にそうしていた時期もありました。
しかし武士の父たる者、そうではいけない。寛容の精神のもと、道理をもってコミュニケーションしたい。
「どうして叩くん?何がしたかったん?」
一言そうした問いかけがあることで、するとどうでしょう。我が子の心理も少し安定した気がします。
「パパじゃない」
シャバ夫は子をトイレに連れていくことがあります。
するとたいがい「パパじゃない(ママに連れて行ってほしい)」と言われます。
悲しみのあまり、「お父さんの言うことが聞けんのか!」と大声を上げようとするのをグッとこらえます。
「ママは今別のことをしてるからね。お父さんと一緒に行こうね」
そうは言っても、すんなりいくことの方が少ないです。
しかし息子を武士にするためならば、自分を律する価値は充分あります。
真に父親が為すべきことは、実は妻の機嫌取り
ただよくよく考えてみると、真に家庭を寛容な環境にしようと思えば、妻・母親が機嫌よく存在していればそれが最も効果的だ、と気づいてしまった。
※片親家庭もいらっしゃいますが、ここでは両親が存在している環境を念頭に置きます。
妻・両親が鬼になっている場合を想像すれば、そのことは容易に理解できるでしょう。
やはり母には敵わないのか。。。
自明の理に改めて気づいたところで、今日は筆を置くことに致しましょう。
旦那は辛いよ。「妻のトリセツ」を読み直そうかな。
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