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飽き性を辞めたいと思ったら

・一つの物事が続かない。
・一時的には没頭できるけど、すぐに次のネタを探してしまう
・「今度こそは!」と思うけど、やっぱり続かない

このようなことに頭を悩まされていませんか?

かくいう僕も飽き性で、一つの物事に腰を据えることがとても苦手です。日常的に困ることはほとんどありませんが、ビジネスではあれこれ次々から次へと手をつけてしまうことで、資産が積み上がっていかないことに悩んできました。

どうにかして飽き性を辞めて、一つのことに没頭できれば、もっとビジネスがしっかりと成長していく、積み上がっていく感覚を持てると思ってるんですが、なかなか飽き性を辞める方法を見出せずにやってきたんです。

ただ最近、飽き性の人が飽き性で悩まなくなる道もあるのでは?という一つの気づきを得たので、その内容をシェアします。

「我慢強さの獲得」がキーワード

「我慢強さの獲得」が飽き性に悩まされにくくなる、一つのキーワードだと思っています。とは言え、「我慢強くなろう!」と思っても簡単にそうはなれません。それができなくて困ってるから飽き性なんです。

どうすれば我慢強さが手に入るのか?って話の前に、なぜ、飽き性の人は我慢強くなれないのかを考えてみました。

飽き性の人が我慢強くなれない理由

これは統計でもなんでもなく、ただの山本調べなので話半分程度に読んでほしいところですが、好奇心の幅が広めで瞬発力のある人が飽き性になりやすいと思ってます。

①好奇心の幅が広く、新しいことを受け入れることに抵抗が少ない

②瞬発力があるため、なんでもそれなりに形にできてしまう

③なんとなくマンネリ化したところに、魅力的な情報が飛び込んでくる

①〜③の繰り返し

構造としてはこのような流れになっているように思います。

好奇心から得られるメリット > 我慢強さのメリット

何かに我慢強く取り組むことで得られる快楽や幸福よりも、新しいことから得られる刺激や興奮を優先してしまい、一つの物事が長続きしなくなるんです。好奇心が強い人、好奇心の幅が広い人ほど、ここに当てはまるのではないかと思います。

また、好奇心は脳内快感物質ドーパミンの影響を受けているようで、理性で抑え込めるようなものでもなさそうです。

その上で、飽き性を辞めるには?

これを踏まえて思うのが、「自分の意識で飽き性を辞めるのは無理かもしれない」ってことです。

飽き性であることで大きな困りごとが発生しているとか、生活が立ちゆかないとかどうにかしないといけない理由があれば、一時的には辞められると思いますが、先述した通り、飽き性の人は我慢強くいるメリットよりも飽き性でいて得られるメリットの方が大きくなってしまいます。

没頭、集中、執念、執着を持って取り組めることが見えれば我慢強さを獲得できる

飽き性ならではの喜びを超える喜びに出会うことができれば、あれこれ新しいことに手を出さなくてもよくなるはずです。

好奇心から得られる喜びを超える喜びにつながるきっかけが、
・没頭できること
・集中できること
・執念を持ってやりたいと思えること、
・執着心を持てること

に出会うことだと思っていて、これらのテーマとの出会いが我慢強さにつながります。これらは意識的に出会うというよりも、好奇心に従ってあれこれ行動する中で、ふと気づくようなものです。

こういったテーマに出会うと、飽きるまでの時間がこれまでにやってきたことと比べて格段に長くなるので、飽き性のデメリットが表出しにくくなり、結果的に飽き性の悩みが弱まります。

ただし、「執念を持ってやりたいと思えることを見つけよう!」「執着心を持てることを見つけよう」と息巻いても、見つかるとは限りません。無理やり作った執念や執着は長持ちせず、元の飽き性の状態に戻るだけですから。

「飽き性」に飽きるまで「飽き性の自分」をやってみる。

先ほども意識的に辞めるのは難しいと書きましたが、大きな困り事がなければ飽き性でいいやと割り切って、そんな自分に飽きるまでやりきってみるのがいいでしょう。

その中で飽き性の自分に本気で嫌気がさしたり、飽き性の自分に意味を感じなくなった時がチャンスです。

絶望、虚無の先に

「もうこんな自分は嫌だ!」
「何も続かない自分、何やってるんだろう…」
「人生本気で頑張ってきたのに何も積み上がってない…」
といった、絶望感や虚無感の先に、没頭、集中、執念、執着できるテーマが現れると感じています。

僕の場合は「才能発揮」が没頭、集中、執念、執着できるテーマになっています。昨年から1年ほどかけて虚無や絶望の期間を過ごしたことで、このテーマが浮かび上がってきました。

これまでの経験、経験の中で培ってきた価値観、それらが統合されて一本の道が目の前に現れる感覚です。

飽き性もいいよね

なんだか取りとめのない感じの記事になってしまいましたが、飽き性には飽き性のいいところもあります。

変化が早くてどんどん新しいものが出てくる時代の中で、フットワーク軽く新たなことに挑戦できるのは大きな武器となるでしょう。また、持ち前の瞬発力を活かせば、変化にも適応しやすくなるはずです。

今回は飽き性を辞めるってテーマで本文を書き進めてきましたが、別に何か特定の正解があるわけではないので、辞めるも続けるも自分の生きたいように選んだらいいと思います。

飽き性で幸せならそれでいいし、何かに没頭できることが幸せならそれでいいんです。



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