阪神ドラフト2022 考察① 上位候補編
今年のタイガースの戦いが終わりました。
目指していた新しい野球のスタイルは上手くいかないことも多々あったかと思いますが、見ていて楽しませてもらいました。
矢野監督以下、選手・スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました😊
今回は、前回までの考察を踏まえて、今年のタイガースのドラフト上位指名を考察してみます。
◎先発投手陣 2023◎
藤浪投手のポスティング容認報道が出たということは、西勇(33)投手は残ってくれると期待して考察を進めます。 2人も出さないですよね…?😅
主力5人のうち3人は確定的(じゃないと困る)。
2人はシーズンフルローテに初挑戦なので、対抗・挑戦にいる5〜6人と合わせて、7〜8人ほどで残りの先発3枠を賄うことになりそう。
この11人でシーズンを戦うことが基本線になりそうです。
また、首脳陣交代ですので、(岡田さんなので特に)中継ぎ陣からの配置転換もあるかもしれません。
※中継のところで少し詳しく書きます。
人数も選手の実力も揃っているように見えますが、4人目以降は不確かな状況です。
ドラフトでは、西勇投手が残留なら1位はないと思いますが、当日の流れによっては、良い選手が残っていれば上位指名はありそうです。
先発競争に割って入って、結果によってはリリーフでもいけるような投手が理想です。
1位候補
吉村貢司郎 投 25 東芝------ 183/84 右右
荘司康誠-- 投 22 立教大学-- 188/88 右右
曽谷龍平-- 投 22 白鴎大---- 182/70 左左
(矢澤宏太 投右 22 日本体育大174/72 左左 )
1位〜2位候補
益田武尚-- 投 24 東京ガス-- 175/86 右右
1位〜3位〜候補(球団によって評価が割れそう)
小孫竜二-- 投 25 鷺宮製作所 180/85 右右
金村尚真-- 投 22 富士大---- 176/80 右右
2位〜候補
菊池吏玖-- 投 22 専修大---- 183/88 右左
藤村哲之-- 投 24 東芝------ 180/88 左左
青山美夏人 投 22 亜細亜大-- 182/84 右右
※ ど素人の個人的な印象からの順位です。
今年の候補では、社会人投手が多めです。
個人的には、
1年目から割と投げてくれそうなのは、
吉村投手と小孫投手の解禁2年目コンビ。
益田投手と荘司投手、藤村投手は1年目から少し投げて、2年目以降に真価を発揮しそうなイメージ。
金村・青山投手は、先発タイプでリリーフ向きではないかも?という印象が少しあります。
曽谷・菊池・矢澤の3投手は、リリーフなら1年目から少し投げてくれそう。先発なら2年目以降かなという印象をもっています。
◎中継投手陣 2023◎
岩崎(32)・岩貞(32)両投手、残ってくれますよね…?
だとしたらかなり盤石です。
ただ、一気に4人も退団発表がありましたので、ドラフトでの指名は確実です。そうでなくてもタイガースは毎年、中継候補を指名しています。
今年は、先ほど先発のところで挙げた投手たちが、先発兼中継候補として上位で指名されるかもしれません。加えて、中位・下位でも必ず指名が必要なカテゴリーです。
また、先述の通り、新しい首脳陣の元で、
先発⇆リリーフの配置転換も考えられます。
湯浅(24)・濱地(25)投手なんかは若いので、山本由伸投手(オリックス)パターンで、中継ぎで大活躍からの先発転向もありそうな気がしています。
また、左の先発枚数にこだわるなら、岩貞(32)投手の再転向もなくはないと思います。いつだったか(昨年かも)、岡田さんも岩貞は先発やろみたいなことを言っていたような…。
タイガースに限らず、先発争いから後退した投手を中継に回すことはよくありますよね。
◎野手陣 2023◎
原口選手のシーズン最終盤大活躍と、監督就任内定報道の時期が微妙にリンクしていました。そのため、その後の岡田さんの構想は分かりませんが、夏まではメディアで一・三塁を大山・佐藤輝選手でと話していたように思います。
🅰️一・三塁 大山・佐藤選手プラン
この場合、両翼がかなり不透明ですね。
その点について、両翼ともに助っ人が第一候補のようなことを話しておられましたが、少し口籠もっている感もありました。
また、真弓さん・掛布さんとの動画では、ライトに髙山(30)選手を入れていました。
実際に両翼を助っ人で賄うのはかなり難しいと思います。
レフトは守備面のハードルが少し下がるので、助っ人でという編成のしやすさがあると思います。
(そのため、ドラフトでの指名は少ない)
しかし、ライトは守備面でも求められるものが高いので助っ人獲得は簡単ではありません。
現有戦力の髙山(30)選手の復活や井上(22)選手などの大躍進にはもちろん期待❗️しますが、計算はできません。
ドラフトでいきなりというのも難しく、特に今年は上位候補に大社の強肩強打俊足の右翼手タイプは、厳密にはほぼいないように思います。
矢澤選手(日本体育大)の強肩俊足は、今年の候補でNo. 1だと思いますが、甲子園を本拠にするとパンチ力が物足りなく感じます。
近本選手に近い印象です。また、二刀流もセ・リーグでは運用が難しそうで、二の足を踏んでしまいそうです。
蛭間選手(早稲田大)は、強打俊足は申し分なく勝負強さもかなり魅力ですが、強肩ではありません。そのため、広い甲子園の右中間を考えると、こちらもタイガースならセンターかなという印象をもっています。
2人とも野球に取り組む姿勢や精神面が素晴らしく、タイガースでも流されずにやっていけそうな性格に思います。
特に蛭間選手は岡田さんの大学後輩にあたりますので、かなり注目はしているはずです。
チーム状況とのタイミングが合えば、一位筆頭だったのに…という思いです。
上位候補で、ライトタイプになりそうなのが、
1位〜2位候補
森下翔太-- 中 22 中央大---- 183/82 右右 選手
だと思います。
森下選手をどう評価するか。最初の入札ではないかもしれませんが、外した場合に残っていれば再入札以降でいく可能性は充分あると思います。
タイガースの2位には残ってなさそうな気はしますが…。
一方で、強肩強打俊足で将来的にライトを任せられそうな上位候補の高校生は何人か出てきていますので、そちらを狙いに行くことも充分に考えられます。
2013年の横田選手(鹿児島実業→2位)
2018年の藤原選手(大阪桐蔭→競合×→ロッテ)
の時に近いイメージです。
1位候補
浅野翔吾-- 中 18 高松商業-- 170/84 右右
1位〜2位候補
西村瑠伊斗 右 18 京都外大西 177/70 右左
2位・3位〜候補
古川雄大-- 右 18 佐伯鶴城-- 185/91 右右
この3選手のうち、1人は上位で指名する可能性を感じます。
実際、報道では浅野選手が一位筆頭ですね。
そもそも、右翼を任せられるタイプが阪神にはかなり少ないように感じますので、誰か1人は指名した方が良いと思っています。
🅱️ 一・三塁 原口・大山選手プラン
シーズン最終盤の原口(32)選手大躍進により、情勢が変わってきました。
原口選手はコツコツと積み上げられるタイプに見えるので、どうも一過性の活躍ではないような気もするんですよね。
シーズン通しての活躍はまだないので、助っ人を充てて競い・備えるとは思いますが。
そうなると…
三 佐藤輝(25)
左 大山--(29)
となるよりは、
三 大山--(29)
右 佐藤輝(25)
の方が、チーム事情にマッチしていると個人的には思えます。
この場合、先ほどの高校生右翼手の指名優先度が下がるようにも思えます。
しかし、原口(32)選手と大山(29)選手の年齢を考えると、近い将来(例えば4年後)に、
一 大山--(33)
三 佐藤輝(29)
右 いない(😱)
なんてことになると困ります。もちろん4年の間にケアすると思いますが😅、今年のうちに上位指名して備えることは充分アリだと思います。また、上記の3人の候補選手はその備えになり得る選手たちだと思います。
ただ、この場合、森下選手(中央大)の指名優先度は少し下がると思います。
逆に言うと、森下選手の指名があった場合は、佐藤輝選手が来季からサードでいく方針の可能性が高まることになります。
🅰️・🅱️共通して、
よく穴だと言われている二塁手は、人数的には豊富なため、そこまで優先度は高くないと思っています。また、セカンドで強打者を育成することは、ライトで強打者を育成するよりハードルが高いと思います。
上記の右翼手候補をくじで外した場合や、当日の流れによっては1位指名する可能性があるという印象です。
※編成のセカンドに対する危機感が強ければ、いくかもしれません。
1位〜2位候補
山田健太-- 二 22 立教大---- 183/83 右右
2位・3位〜候補(球団によって評価が割れそう)
平良竜哉-- 二 24 NTT西日本170/78 右右
また、長年ファームで穴になっているサードのスラッガー候補も、セカンドと同じ流れで指名にいく可能性があります。
1位〜2位
内藤鵬---- 三 18 日航空石川 180/100 右右
2位〜3位〜候補(球団によって評価が割れそう)
内田湘大-- 一 18 利根商業-- 183/90 右右
🐯まとめ🐯
全体を通して言えることは、右打ちの強打者を1位で指名するという方針があるということだと思います。
その中でポジションが右翼手・二塁手・三塁手のどれかになるのでは?ということです。
岡田さんも「右がなぁ…」と言っていた気がしますので、かなり可能性は高いと思います。
あとは、浅野選手を岡田さんがどう捉えているか。編成とどう意見を一致させていくのかというところだと思います。
以上のことから、今年のタイガースの1位指名は、浅野選手を筆頭に
①浅野翔吾-- 中 18 高松商業-- 170/84 右右
→森下翔太-- 中 22 中央大---- 183/82 右右
→内藤鵬---- 三 18 日航空石川 180/100 右右
→(山田健太-- 二 22 立教大---- 183/83 右右)
→西村瑠伊斗 右 18 京都外大西 177/70 右左
の順にいくのかな?という雰囲気だと思います。なんとなく。
右打ち強肩強打俊足で、ライトが守れる選手
→
右打ち強打の内野手(サード・セカンド)
→
強肩強打俊足でライトを守れる選手(左右問わず)
の順番です。
※個人的に一番気になっているのは西村選手ですが🥴
2位で森下選手以下4選手が残っていた場合は、もちろん指名しにいくと思います。
1位・2位で内野手・外野手をそれぞれ1人ずつ指名できたら最高やん。と思います。
残っていなければ、投手かな…?
今回の考察は、以上になります。
次回は、3位以降について考察してみる予定です。時間があれば…。
もうあと5日なんですね。楽しみです😊
今回も読んでいただいた方、ありがとうございました😊
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