私は今日で30歳になる。 残業手当も出ず22時まで働いた。 今年も1人家でケーキを食べるか。帰りコンビニで飯買って帰ろう。 ただいま、と言っても言葉が帰ってくるわけないか。 コンビニの弁当が冷たくなってる。もう1回温めるか。 机の上には弁当1個とケーキ1個。 そういえば最後に誰かとご飯を食べたのはいつだったっけ。 パソコンの明かりを電球代わりに、仕事をしながら飯を食う生活にはもう慣れた。 壁の向こうから隣人の怒鳴り声が聞こえる。 また口論してるのか。 窓の外からはサイレンの
宿に着いたので日記の続きを書く 私はこの世界について知らなすぎる ということで、薬草採取の依頼を受けることにした。 薬草採取は簡単だった ただ1つ問題があるとすれば、宿に帰る時衣服を買うことになった 男性が私が着ている服を売ってくれと言ってきた 何を言っているんだこいつはと思った 男性は、私の上着の作りがとても綺麗で、是非売ってほしいとのこと 防具を譲ってくれならまだ分かる、まあ防具なんて着てないが だが衣服を売れというのは本当に意味が分からなかった 魔物に脳みそ食われてい
この世界は思っているより面白いかも 街に行く途中村を通った 青年からその衣服を売ってくれと言われた 草原で会った3人組は皆質素な格好をしていた ザ 冒険者って感じ 今の私は....派手だな.... 目立つし脱ごうとは思っていたが、まさか私の服がお金になるとは.... 青年が持ってきた金色の丸い金属が入った袋と交換した 青年にこれなにと聞いたら 『それお金！君の衣服と見合うお金はあるはず！』 と言われた まさかこんな大量にお金をもらえるとは.... 壁に囲まれた街が見えてき
私の名はパディティア 私は今とても想像しがたいものを目の前にしている 持ち合わせていた手帳があったので、今まで起きたことを記そうと思う まず目の前に大きな魔法円とまぶしい光が出てきて、目を開けたら全く知らないところにいた 周りは建物が無く草原で、遠くに山が見える。風が心地よい、いや本当に.... ここは天国かと思わせてくる 男性の3人組が私に声を掛けてきた 大丈夫かと、見ない顔だなと 3人組のうち1人が私に剣を向けている そんなに私は怪しいか いや見ない顔だから怪しんで
皆さん初めまして。 この日記を見つけて下さり有難う御座います。 （まず、この日記の設定（メタ）をお伝えします。） ・この日記は、《Aという異世界》から《Bという異世界》に召喚された私が、（妄想で）体験した事を記していきます。 ・この日記を読んでいるあなたがたは、 『私という人物が、《Aという異世界》から《Bという異世界》に召喚されてからの日々をつづっている日記 を、読んでいる。』 と考えると、この日記が読みやすくなるかもです。長文失礼致しました。 ではまず、私の自
