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iPhone14に機種変更~機種変更の全過程を公開

iPhone機種変更の決断

現在、iPhone SE第二世代を使用し始めてから早3年が経ちました。私は2011年にiPhone 4Sを購入して以来のiPhone長期ユーザーです。
4S、5S、6Sと、2年ごとに機種変更してきました。新しい機種になるたびに、そのバージョンアップされたiPhoneに魅了されてきましたが、最近は上位機種とは縁遠く、iPhone SEシリーズを愛用しています。iPhoneは今や、いつでも手に持つ相棒のような存在で、私の生活を毎日豊かにしてくれます。

しかし、最近になっていくつかの問題が浮上し始めました。動作の遅さ、充電の減りの早さ、アプリを使っていると強制終了してしまうこともあります。さらに、子どもたちの尊い瞬間をもっと鮮明に残したいと思った時、カメラの性能に限界を感じることが増えました。

こうした日々の小さな不満が積もり始め、今年の初めから機種変更を真剣に考えるようになりました。しかし、iPhoneは高価。毎年のように新しいモデルが出る中で、いつ、どの機種に変えるべきか、どうすればお得に手に入れることができるのか、非常に悩ましい問題です。

そこで、様々な選択肢を検討するために調査を始めました。家電量販店や携帯ショップを訪問し、インターネットで情報を収集し、最終的には自分にとって最適な機種とプランを見つけ出すことができたと思っています。
情報収集する上で、さまざまなnoteの記事も大変参考になりました。私の機種変更に至るまでの経緯、調査した内容、そして最終的な選択とその理由について、私も共有していきたいと思います。iPhoneの機種変更を考えている方々が、少しでもお得にそして納得のいく選択ができるように、私の体験がお役に立てれば幸いです。

機種変更前の市場調査

新しいiPhoneへの機種変更を決意した私は、最初に現在のスマートフォン市場とキャリアの情報を集めることから始めました。スマートフォンの購入方法やキャリアのプランは、ここ数年で大きく変わっています。特に、2023年12月に施行されたスマホ本体代に関する法律の改正は、消費者の購入選択肢に大きな影響を与えたようです。

新しい法律により、iPhone本体を1円で購入できるようなプランはほぼ消滅しました。値引き額の上限規制が導入されたため、本体代が高価なiPhoneを1円で提供することはできなくなりました。
そのため、現在の主流は、iPhoneを48回の分割払いにし、最初の1〜2年は低価格の返済、3年目から返済額が大幅に上がるというプランです。そして、3年目にiPhoneをキャリアに返還すれば、残りの返済が免除されるというもの。絶対条件として、キャリアの乗り換えが必須になります。キャリア各社は乗り換えを促進するため、こぞってそのプランを打ち出しているようです。

割引が受けられるプランは大手キャリアがメインのようですが、よくよく聞いてみると、最近はワイモバイルやUQモバイルといった格安キャリアでも、乗り換えることで割引が適用されるケースが増えています。現在UQモバイルを使用している私としては、乗り換えるとすれば選択肢の第一候補はワイモバイルです。正直なところ、私の状況では毎月の使用料についてはUQモバイルが最適です。しかし、iPhone本体を格安で手に入れるためには、乗り換えが必須です。半年後にUQモバイルに戻ることを前提に、乗り換えプランを検討することにしました(乗り換えた後すぐにUQモバイルに戻るとブラックリストに載る可能性があると聞きました)。

次に、どのiPhoneモデルを選ぶかも大きな問題でした。市場には様々なモデルがあり、それぞれカメラ性能、バッテリー寿命、プロセッサの速度など、異なる特徴を持っています。今回、私はカメラ性能を重視し、iPhone SEシリーズではなく、上位のシリーズで検討することにしました。
乗り換えプランで安く手に入れることができるiPhoneは、iPhone 14 128GBとiPhone 15 128GBの2つです。両モデルとも魅力的な機能を持っていますが、特にカメラの性能において大きな差があります。私のニーズでは、より良いカメラ性能を求めていたため、iPhone 15への関心が高まりました。しかし、料金プランやレンタル条件を含めた総合的なコストを考慮すると、選択はさらに複雑になりました。

ソフトバンク及びワイモバイルでは、iPhone 15の1円分割払いは1年間、iPhone 14の1円分割払いは2年間と、期間が異なります。
正直、1年後に機種を返却するのは期間的に短すぎます。キャリア変更は面倒くさい作業なので、1年後にまた同じことをするのは億劫です。

そこで、もう一つの候補として現れたのが、UQモバイルからauへのキャリア変更で、iPhone 15を分割払いするというものです。しかし、月々の返済は1,400円と、1円に比べると高額です。月々のキャリア使用料も、auという大手キャリアへの変更なので高くつきます。そこまでお金をかけてiPhone 15を選択するべきか、スペックと費用を天秤にかけることになります。

キャリア変更とiPhone購入の決断

ここまでの情報収集を経て、私が最終的に選択したのは、ワイモバイルでのiPhone 14への機種変更でした。

キャリア変更は、iPhone本体をお得に手に入れるために必要でした。月々の利用料がわずかに高くなることを考慮しても、iPhoneを2年間月額1円で使用できるメリットは圧倒的に大きいと感じました。実は、iPhone 14の月額1円2年間分割払いは本来、ソフトバンクへの乗り換え時のキャンペーンですが、光回線をソフトバンク光に乗り換えることでワイモバイルでも適用してもらうことができました。さらに光回線をソフトバンク光に変更したことで、ワイモバイルの月々の利用料も格安で抑えることができます。ただし、ネットの利用料金は、現在のBIGLOBE光が5,420円であるのに対し、ソフトバンク光では月額6,270円となり、ここは大幅に値上がりします。しかし、それを考慮しても、iPhone 14の1円プランは非常に魅力的に感じました。

ヤマダ電機とワイモバイルのショップを2社訪問し、今回は条件のいいワイモバイルで契約。

結論として、以下のような契約を行いました:

•私はiPhone 14を月額1円×24ヶ月で契約(返却すれば残債免除)。ワイモバイル契約/Mプラン。
•夫はキャリア変更のみで、ワイモバイル契約/Mプランと25,000円のキャッシュバックを受けました。
•光回線に関しては、解約金などの手数料は店舗が負担。さらに、25,000円のキャッシュバックと、1年間の回線使用料に対して1,100円(計13,200円)の割引が適用されました。

夫も巻き込んでのキャリア変更となったため、店側もかなり頑張ってくれました。今回のiPhoneが3年ほどで動作が遅くなるなどの不具合が出ることを考慮すると、2年後に再び機種変更を検討するのも悪くないと思っています。

実際の使用感と変更後の生活

キャリア変更とともに新しいiPhone 14を手に入れてからの生活は、いくつかの面で大きな変化を経験しました。

iPhone 14を使い始めてすぐに気づいたのは、そのスムーズな操作感と高速なレスポンスです。iPhoneメモアプリでこのノートの記事を執筆していても、動作が重くなったり、強制終了することがなくなりました。また、その他のアプリでもちょっとした不具合が頻発していましたが、それも一切なくなり、「やはり端末のせいだったのだ」と実感します。多くのアプリを同時に使っても全く問題ありません。素晴らしいです。
そして、カメラ機能の向上にも大満足しています。以前よりもずっと鮮明で、色鮮やかな写真を簡単に撮ることができるようになりました。このカメラ機能の向上は、家族の記念日や日常の一コマを記録する際に、非常に役立ちそうです。

機種変更は情報戦、振り返りと今後の展望

この機種変更を通じて、スマートフォンとキャリア選びの重要性を改めて実感しました。適切な情報収集と検討を行うことが、ただ端末を購入するよりも大きな利益を得られたと思います。そして、それを面倒くさがらずに実行することが必須となります。私は今回、面倒くさがり屋の夫を巻き込むのに骨を折りました(笑)。お得情報に振り回されて肝心な時間を失うことはありますが、こういう大きな利益をもたらす案件に関しては、しっかりと吟味するべきだと感じています。

私からの教訓とアドバイス

この機種変更の経験から、いくつかの重要な教訓とアドバイスを共有したいと思います。

情報収集の重要性

最適な機種変更を行うためには、事前の情報収集が非常に重要です。キャリアのプラン、スマートフォンのスペック、さらにはキャンペーン情報など、さまざまな要素を比較検討することで、最良の選択をすることができます。この過程では、公式サイトだけでなく、ユーザーレビューや専門家の意見も参考にすると良いでしょう。

自分のニーズを明確にする

自分がスマートフォンに何を求めているのか、また月々どのくらいのコストをかけられるのかを明確にすることが大切です。例えば、カメラ機能を重視するのか、バッテリー寿命を重視するのかなど、自分の使用パターンに合った機種を選ぶことが満足度を高めます。最近の機種は普通に使う分にはオーバースペックなものが多いです。宝の持ち腐れにならないように、しっかりと考える必要があります。

長期的な視点を持つ

機種変更やキャリア変更は、短期的なコストだけでなく、長期的な視点で考えることが重要です。例えば、初期費用が安くても、長期的に見て総コストが高くなる場合もあります。また、機種変更のサイクルや将来のニーズの変化も考慮することが望ましいです。何も考えずに店員の言うままに契約することだけは、絶対に避けることをお勧めします。

積極的に相談する

不明点や懸念点がある場合は、キャリアの店舗や専門家に積極的に相談することをお勧めします。実際にデバイスを手に取ってみたり、プランの詳細を聞いたりすることで、より確実な判断が可能になります。


この機種変更体験を通じて得た知見は、今後のデジタルライフをより豊かにするための貴重な財産となりました。私は普段使いのiPhoneのコストを2年間大幅にカットすることができたので、その代わりに他のデバイスに費用を使いたいと考えています。同じように機種変更を考えている方々が、少しでもお得に、そして納得のいく選択ができることを願っています。

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