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「めぞん一刻」を初めて観たらアンジャッシュ過ぎて最高のラブコメだった

皆さんは「めぞん一刻」という超有名ラブコメ作品をご存知だろうか。

作品自体は1980年(アニメは1986年)とかなり古い作品なのだが、もうもうもう…最高だった。やっぱ高橋留美子はすげーわ

舞台は昭和のボロアパート「一刻館」

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「一刻館」というボロいアパートに住む浪人生・五代裕作と管理人としてやって来た若い未亡人・音無響子のラブストーリー。

しかしここに住む他の住人3名がほぼアル中なんじゃねーかってくらい登場時ほぼ酒を飲んで二人(主に五代を)引っ掻き回してくるんです。

毎晩酒、何かあれば酒、暇さえあれば酒。外に居ても酒。

ウェイ系大学生みたいなノリでひたすら飲酒シーンばかりです。

お前らマジか?ってくらいのすれ違い

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基本この作品、すれ違いやアンジャッシュのネタか?ワザとやってんの??ってくらいの言葉の捉え方、登場人物ほぼIQ2かよってくらいの早とちりさでトラブル、誤解の喧嘩がひたすら起きます。結構イライラするくらい。

ましてやメールや携帯電話すら無い時代の話だから伝えたい言葉だったり会いたいって気持ちすらなかなか伝わらないわけ。

けどそれだけじゃ無くこの五代と響子、大事な会話の途中で電話や来客があって「は~い、あれ?今何か言いかけました?」「い、いえ!なにも…!」って視聴者が

「んもおおおお!!!すきってはよ言えよおおおおおお!!」って画面叩きたくなることが幾度もあります。


後半から収束していくストーリーがマジで泣ける

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僕が観たのはアニメ版だったのですが実は全96話もあり、ドタバタ劇が7割くらいを占めます。(全部見るのは結構カロリー使うかも)

その間に少しづつ五代と響子の心境が変わって行ったり恋敵達が敗れていったり、惣一郎(響子の亡夫)に対する五代のモヤモヤが晴れたり…まあ書ききれないんですが。これアニメか?ってくらい登場人物がちゃんと『人間』してるんです。

そんな後半でやっとお互い素直になっていってプロポーズするわけ。このプロポーズまでの道のりがもうもう

おめえらやっとかーーーー!

って観てるこっちも胸を撫で下ろして「おめでとう…」ってエヴァみたいに拍手を贈りたくみんななっちゃうと思う。

さすが『ラブコメの金字塔』と言われる作品だと納得しました。みんなも観てくれい!



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