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ワシらとDX!_雑談「ワシが2021年に出会った日本酒」
どうもこんにちは!
最近心が疲れてきました。
我が子はますます活発になり、子育てがより一層激しさを増してきたのです。
家にいたら暇だと訴えかけてくるので、休みの日は毎日どこかしらに出かけています。
先週は琵琶湖に遊びに行きました。手をつないで琵琶湖畔をヨチヨチ歩きさせてるイメージで出かけたのです。
が、実際は一歩も歩こうとせず。。。だっこをやめて地面に置こうとすると泣き叫ぶ我が子。しょうがないから2時間ひたすら子供を抱えて歩き回ってました。
さらに、先月くらいから朝も早よから活動を開始して、騒ぎながらハイハイしております。睡眠が浅いです。親は二人とも夜型、キミはどっからその性質が出てきたんや…。
衰えていく自分と活力が止まらない我が子。
「まだまだ若いもんには負けん!」と言えるジジイにはなれないかなという気がしています。
ということで、今回は雑談です。
DXについていろいろ書いている一方、自分の魅力を世に伝える責務があるなとふと思い立ったので、自分のことを書こうと思います。
よく、職場のデスクツアーなんて記事を見かけますよね。
やりたいな~と思ってたのですが、今現在の自分の机が無残な様子なので、次回にしようと思います。
今回は、2021年に出会った酒のことを書きます。日本酒の味を表現するのは無理なので、一切の思考を停止させて、頭に浮かんだポエムをそのまま書き出したいと思います。
農口尚彦研究所 無濾過生原酒
PRODUCT|農口尚彦研究所 (noguchi-naohiko.co.jp)
720ml 本醸造無濾過生原酒2019 vintage|酒|農口尚彦研究所 公式オンラインストア (noguchi-naohiko.co.jp)
農口尚彦さんと言えば、言わずと知れた酒づくりの神。
名は昔から知っており、農口さんの酒を呑みたいとずっと思っていました。一方、どこに売ってるのかも知らずなかなか入手できてませんでした。菊姫とか、他の能登杜氏のはよく呑んでたんだけどね。
そんなある日、ふと近所の酒屋に入ったら、なぜか農口さんのお酒がありました。なんでこんなトコに売っとんねん…。なんて心の中でツッコミながらテンション上がって即決で数本買いました。
で、このお酒、あらゆるバランスの取れた上質なお酒です。
農口さん自身はほとんど関わってないという噂は聞きましたが、でも見事な一本。
残念ながらその酒屋はつぶれてしまい、これ以来入手していない銘柄です。
松の司 あらばしり & しぼりたて生 楽
松の司 純米吟醸 あらばしり|商品一覧|松瀬酒造株式会社 (matsunotsukasa.com)
松の司 純米吟醸 しぼりたて楽|商品一覧|松瀬酒造株式会社 (matsunotsukasa.com)
俺は、日本酒は郷土愛だと思っている。そして自分は滋賀という土地を愛している。
中央に琵琶湖をたたえ、山に囲まれ自然にも溢れている。
北に行けば東海の文化の香りを感じつつ、日本海側の空気も感じられる。南に行けば京の文化を見出しながらも田舎臭さもある。
なにより、大津には我が愛してやまないボートレースびわこがある。
遠藤エミ選手、SG優勝おめでとう。
その滋賀の日本酒と言えば七本槍や笑四季、喜楽長あたりが有名であろうか。東京というあらゆるものが集まる大都会でもこれらの酒は入手できる。これらは、日本に認められた酒なのだ。一方、その中であまり代表していないのが松の司。
西宮の酒を呑んできた自分には一番肌に合う。
米の美味がある。昔ながらの日本酒のイメージを残している。水は滋賀らしいややベトついた感じがある。
何が言いたいか。滋賀という土地で、滋賀というリソースが限られた中で得られるものを極限まで突き詰めている。松の司には滋賀のエッセンスがしたたっている。
俺は滋賀という土地を愛してやまない。松の司を愛してやまない。
滋賀という土地に良い思い出でがある間は、松の司への愛は止まらないだろう。
白鷹 清味緑酒
袋しぼり生もと純米大吟醸「清味緑酒」 - |生粋の灘酒 白鷹株式会社 (hakutaka.jp)
自分は西宮の酒が好きだ。
コンビニで大関や日本盛、白鹿の酒を入手できる幸せを日々かみしめている。これらの酒蔵の酒はこれまでも多々呑んできている。白鷹の酒なんて肌に合うのはわかっているし、いまさらなのである。
が、清味緑酒は一味違った。
袋搾りらしい凝縮された旨み。生酛らしい確かな味。雑味なくはっきりした輪郭にすっきりしたキレ。
日本酒の最高峰の一つとも言えるかもしれない。
地酒が流行ってる昨今、大手の蔵は軽視されているような気がする。地酒のくくりに入らないであろう白鹿白鷹が話題に挙がることは少ない。
だがこいつはどうだ?白鷹の実直な酒造りが込められているではないか!全日本酒ファンに一度は試してもらいたいと思う一本であった。
ちなみに、これを入手したのは父親の手術中。
父親が西宮の病院で腰の手術をするということで、立ち合いで西宮に行く機会があった。手術中暇なので、白鹿と白鷹の直営店に脚を向けるという親不孝を全開にしたものだ。
最後に
昨年も美味い日本酒に沢山出会った。否、今や不味い酒を探す方が難しいかもしれない。
競争が激化する中で、各酒蔵様、独自で頑張られている。フルーティーで飲みやすいのを作ったり、アンケートとってそれを活かしたり、飲む人に酒造りの工程の一部に参加してもらったり。ストーリー作りが盛んなのである。
そして、インターネット上には情報が溢れている。LINEコミュニティ、saketimes、sake time、sakenoteなどなど。
十四代?美味かろう。新政?美味かろう。(両方呑んだことない)
しかし、自分の飲酒量に限界がある。すべての蔵の酒を呑みつくすのは不可能であるだけでなく、同じ酒蔵でも年によって味が変わってくる。
つまり、手広く当たってみたり、ネットの情報に右往左往するのでなく、自分の中の独自の日本酒を極めていかねばならないのだ。
日本酒は常に良い思い出と共にある。やはり日本酒というのは郷土愛であり、そしてさらに、自分の生き方そのものなのかもしれない。
(シラフで書いてます)