「DTP Transit、CSS NiteでのオンラインセミナーでのCommentScreenのコメントの表示方法を変更します」を撤回します。
ほんの10日前くらいに、こんな記事を書きました。
その後、いろいろ考えていたのですが、撤回することにしました。
CSS Niteのオンライン化
2005年から17年、ウェブ制作者向けのイベント「CSS Nite」を主宰しています。
年に5回ほど、300-500名規模のイベント(都内)
年に15-20回ほど、50-100名規模のイベント(都内)
年に10-15回、50-150名規模のイベント(地方)
コロナ禍まで、上記のように「リアルイベント」を継続的に開催してきましたが、2021年からオンラインに全振りし、今後もリアルの復活は難しいと考えつつあります。
1テーマでの大規模イベントが難しくなってきている
ハイブリッドが当然になりつつありますが、どっちつかずのため避けたい
(2倍以上の労力がかかります)リアルに出かけることに腰が重くなっている(自分の感覚としても)
もちろん、実際に会うことの価値は何にも代えがたいのですが、そもそもの問題としてセミナーイベントのスタイルが変わりつつあると感じています。
「一堂に会し、一方的に話を聞く」というスタイルの終焉
リアルイベントでも、Twitterを開いていればほかの参加者のコメントを見られましたが、オンラインイベントの場合には、ZoomやYouTubeのチャットが否応なく目に入ります。
その中には「〜はこうですよ」「ここにあります」と補足くださったり、「自分(の現場で)はこうしている」「こんなやり方もある」など、内容を広げるコメントが増えてきました。
当然ながら、聞き手の中には深い知識や高いスキルをお持ちの方もいます。なかには、講演者より経験豊かの方もいるでしょう。そのような知見がコメント欄を通じて交流できるのはオンラインイベントの醍醐味です。
アウトプットしながらインプットする
コロナ禍以降、「1.5倍は当たり前、2倍でもなんとか聞ける」という視聴スキルを得ている方は多いと思います。リアルイベントでのスピードは遅すぎますし、ちょっとプレイバックなどもできません。
「アウトプットしながらインプットする」ことで、スピード問題も中和されます。
インプット(配信画面に加えて)
ツイートを読む
スライド(PDF)で開く
気になったワードなどを調べる
メモを取る
字幕を読む
アウトプット
YouTubeチャットにコメントする
CommentScreenでコメントする
CommentScreenでスタンプを送る
ツイートする
インプットからのアウトプット
ほかの方のコメントを読んで「それの意味は〜」や「自分はこうしている」などコメントを広げる
「画面が賑やかで困る」方向け
「方針はわかったけれど、自分は画面が賑やかすぎて集中できない。というか、自分は体質的に見続けられない」という方がいらっしゃいます。
2022年12月以降、コメントを非表示にしたものをアーカイブ動画として提供します。申し訳ありませんが、アーカイブにてご参加ください。
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