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ExcelとGoogle スプレッドシートのキーボードショートカット比較

最近「スプシ」という言葉を聞くようになりました。
うーん、居心地が悪い。そのうち、慣れてしまうのでしょうか…

それはともかく、ExcelとGoogle スプレッドシートの両方を使う機会が増えてきました。さらにいうと、Excelにはアプリだけでなく、ブラウザ版もありますが、それぞれ、ちょっとずつ操作感がキーボードショートカットが異なり、そのあたりが作業を進める上でネックになります。


表示形式の変更

Google-スプレッドシートのキーボードショートカット-04

多くのアプリケーションでは、WindowsのCtrlキーは、macOSでは⌘キーで代替しますが、Excel/Google スプレッドシートでは、controlキーになります。

表示形式変更のキーボードショートカット(control/Ctrl + shift + 1-5キー)は、Excel/Google スプレッドシート、macOS/Windows、共通して使えます。どれを押すとどうなるか、キートップにヒントがあります。

なお、一番使う「control + shift + 1キー」のみ、環境によって使えないことがあります。


今日の日付の入力

Google-スプレッドシートのキーボードショートカット-02

関数で入力することが多い日付ですが、議事録やオリジナル制作日などでは「今日の日付」を入力します。

基本的にcontrol + ;(Ctrl + ;)ですが、macOS版のGoogle スプレッドシートのみ、⌘ + ;です。

IMEで「きょう」と入力して変換するのもアリですね。

私の場合、Google Chromeでは「control + ;をきっかけに、⌘ + ;を押したことにする」というKeyboard Maestroマクロを仕込んでいます。

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シート間の移動

Google-スプレッドシートのキーボードショートカット-03

シート間の移動というか、前後のシートへの切り替えは使用頻度の高い操作ですが、Windows版のExcelのみ独自路線です。

こちらに関しても、Google Chromeで「option + ←」をきっかけに、option + ↑を押したことにする」というKeyboard Maestroマクロを仕込んでいます。

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行や列の挿入

Google-スプレッドシートのキーボードショートカット-05

実にややこしい。絶望的にややこしいです。macOS版のExcel 2011の行や列の挿入はcontrol + I(Insert)。削除はcontrol + K(Kill)がシンプルでエレガント。

なお、Windows版Excelのキーボードショートカットについて調べると、Ctrl + Shift + ;(+/れ)が出てきますが、Surface(JISキーボード)では使えませんでした。

Keyboard Maestroでのカスタマイズ

Excelで「control + I」をきっかけに、⌘ + shift + =キーを押したことにする」というKeyboard Maestroマクロを仕込んでいます。

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同様に、Google Chromeで「control + I」をきっかけに、⌘ + shift + =キーを押したことにする」というKeyboard Maestroマクロを仕込んでいます。

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行や列の削除

Google-スプレッドシートのキーボードショートカット-06

挿入と同様、行や列の削除もややこしくなっています…


行や列の選択

Google-スプレッドシートのキーボードショートカット-07

行や列の選択はシンプルです。行や列の挿入・削除の直前にはさむとスムーズです。


Keyboard Maestro

文章入力中に、control + Kキーが効かないと困りますので、タブに「Google スプレッドシート」が入っているときのみ実行できるようにしています。

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Keyboard Maestroマクロのダウンロード


まとめ

“微妙に異なる”ものほど混乱するので、揃えてくれたらいいのにな〜と強く思います。

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