プレゼンにおける「配布資料どうする」問題
いつも「各ページの情報量は少なく、ページ数多め」のスライドを作っているため、平均すると200ページ程度、多いときは400ページを超えます。
スライドをプリントアウトするのはコスト面からもナンセンスのため、必要な際には、スライドとはまったく異なるレジュメを作成・配布しています。
講演者側の気持ち(や事情)
リハーサルを繰り返しながら、直前までスライドを調整するため、正直、事前に…は困る
1ページに10文字程度しか書かれていないスライドをもらっても意味はない(と思う)
講演直後には、スライドのPDF版や補足、リンク集などをまとめたものを「フォローアップ」として共有しているので、復習重視というスタイルを理解いただけるのが望ましい
「それでもスライドを配布したい」という主催者
当然ながら、「スライドを配布したい」という主催者もいるため、その場合には、1ページに6スライド程度を面付けしたものを用意します。
しかしながら、「各ページの文字量は少なく、ページ数多め」のスライドの場合、手元資料を見ている間にスライドはどんどん進んでしまいます。
状況によっては、スライド枚数を絞りますが、悩ましいですね…
配布資料は何のため
ハンドアウト(現場で配る資料)の場合には、次のねらいがあります。
大きな流れ(進め方)がわかる
書き込んでいただくことで、理解を深め、定着に結び付く
業務の一環として参加されている場合には、社に戻って報告したり、レポートを書く必要があります。このとき、スライドよりも文字ベースのまとめ資料の方がずっと助かるでしょう。
最近のフロー
ここ最近は次のように準備からフォローアップを進めています。
アイデア出し的なものにはマインドマップを利用
Notionで構造化したドキュメントを作成(+埋め込みリンクを加える)
上記を元にスライドを作成する
必要があれば、マインドマップ、NotionからInDesignにてまとめ資料を作成し、配布資料とする
Notionは、そのまま(または複製して多少加工して)、参加者に共有
最近のフロー(2022年)
Miroを中心にアップデートしています。
アイデア出し的なものにはMiroを利用
マインドマップを中心に、Miroボードにリンクや動画を貼っていく
上記を元にスライドを作成する
必要があれば、InDesignにてまとめ資料を作成し、配布資料とする
Miroボードは、そのまま(または複製して多少加工して)参加者に共有
復習用のセミナー動画もMiroボードに埋め込み
リニアはNotion、noteに比べ、非リニアはMiroは空間認識できるのが強み。
そんなわけでMiroにハマっています。
セミナーイベントでのフォローアップ
一方、自分にはセミナー主催者という顔があり、参加された方へのフォローアップをメールやウェブページで行っていました。
現在、フォローアップ用のNotionを準備し、講演者に直接記入いただくスタイルを取っています。転記やマークアップなどの手間が省け、その結果、スピーディに公開できます。
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