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上質なタオルのある #おうち時間

家で過ごす時間が増え、自宅の環境を整える方を目にするようになりました。

タオルを作ると決めてからもう1年近くが経とうとしていますが、その間にもっとも多く聞いたのが「全部タオルを同じもので揃えたいけどなかなか手を出せていない」というお話。


まとまった時間ができた今だからこそ、おうちのタオルを見直してみるのはいかがでしょうか?

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SWWOCは「バスタオルの統一から始める、豊かな暮らし」をコンセプトとしたタオルブランドです。

このnoteでは、よりSWWOCのストーリーや世界観を知っていただくため、製造の過程や製品そのもののご紹介、暮らしを豊かにするアイデアなどのコンテンツを投稿してまいります。

現在は5月末の販売開始に向けて量産の工程に入っており、なんとか予定通り販売準備を進めることができています。

タオルを揃えるといってもただ見せるだけではなく、使って嬉しくなるようなクオリティでないと意味がない。
そんな思いで試作を重ねたタオルは、自信を持ってお披露目できる仕上がりになりました。

そこで今回は、販売予定のバスタオルのスペックについてご紹介いたします。

(この記事はウェイティングリストへの登録者様に対し2020年3月28日に配信したメールマガジンの内容に加筆修正を加えて転載しています。)


タオルの質感を左右する糸の「撚り」


タオルの質感を決めるのは大きく分けて4つ。
糸の素材
糸にする段階の加工
糸の太さ
パイル(糸をループ状に加工したもの)の長さ
です。
これらの要素を組み合わせ、しっとり柔らかい重厚感のあるタオル、軽くてコシのある取り回しの良いタオル、などのタオルの質感を作っていきます。

一般的にふわふわな肌触りを作るためには、繊維の加工段階で繊維に捻りを加えずに糸にしていく「無撚糸(むねんし)」が使用されます。繊維の間に空間が広くできるため、空気を含んだふわふわとした肌触りになります。パイルの糸を長くすることでこのふわふわ感は更に増し、繊維の量が増えるので吸水性も高まります。

その一方で無撚糸には、糸を撚らないことによる毛羽落ち、天日干しでの乾きづらさ、洗濯を繰り返すことで繊維がつぶれて硬くなり、使用感が変わってしまう、などの課題があります。

それを防ぐためには洗濯時にネットに入れて洗ったり、直射日光でカラカラに乾かすのではなく天気のいい日陰でじっくり乾かす、などのお手入れが有効ですが、毎日使うものでそれを続けるのはなかなか難しい。

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SWWOCと一般的な無撚糸の違い

柔らかくボリュームがあるのに軽く乾きやすい


SWWOCのバスタオルには、繊維長が長い高級な綿を厳選し、繊維に特殊な撚りを加えることで、ふわふわな肌触りをより高め、無撚糸の課題を解決しました。

「甘撚り」という技術で糸に撚りを少しだけ残し、加工段階で不要な毛羽を落とす工程を加えたことで、毛羽落ちは極限まで少なくなりました。わずかな撚りが繊維の間の空間をしっかり保ち復元力をもたせているので、軽やかなのにボリューム感があり、洗濯を繰り返しても買ったばかりの気持ちよさが続きます。

バスタオルのサイズは、長さ120cm×幅60cmが最も一般的ですが、SWWOCのバスタオルは20cm短いサイズを採用しています。
短くなった分、洗濯物の量を約20%減らすことができるため、洗濯機を回す回数や洗濯スペースが減り、毎日の洗濯効率がぐっとアップします。サイズが小さくなっても、ふわふわな糸が十分に吸水するので気持ちよく拭いていただけます。

サイズを短くし独自製法の糸を使用することで、
「ふわふわなボリューム感」
「軽やかで乾きやすい」
という相反する特徴を併せ持つバスタオルを生み出すことができました。

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広げたときのサイズ感はこんな感じ


スタッフの自宅ではSWWOCのサンプルを使用し、すでに3ヶ月経っていますが、使い始めたときとほとんど質感が変わっていません。

ピタッと自宅の収納におさまっているのが気持ちよく、毎日タオルに顔をモフッとさせるのが至福の瞬間です。

皆さまのお宅にSWWOCをお届けできる日を楽しみにしています。

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5月29日(金)オンラインストアをオープンしました!


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