人間
今日も何も変わらなかった。
せわしく生きて他人を押し潰す人間に
子供を見縊る大人たち
自分の機嫌を押し付けて怒鳴る先生と
綺麗な言葉ばかりを紡ぐあの歌
周りなど気にしていない権力者が私を殺して
あの子だけが何故か悠々と生きている
他人を愛せない自分と
自愛が足りていない私
全部嫌い、だいっきらいだ。
怒り、いかり、イカれ。
狂った思考は怒号する。
だぁれも知らない楽園で。
最近見たアニメの主人公のように世間を思いっきり憎むことができたなら、なんて意味の無い妄想を広げながら、改札寸前で横入りしてくる老害に舌打ちをして自分の機嫌をとった。
ここは狭いのに、とっても狭い水槽なのに、
みんなそのことに気づいていないのだ。
みんな自分さえ良ければ何だっていいのだ。
だって人間だもの(笑)
結局今日も
何も変わらない。
人間だもの。