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キャンピングカーで京都の田舎へ小旅行してみた
ちょっとというか、だいぶ時間は経ってしまいましたが、緊急事態宣言が出る少し前にキャンピングカーで京都の田舎(日吉、京北町)へ小旅行に行ってきました。
そもそもキャンピングカーは夢の塊みたいな乗り物ですし、長引く新型コロナ禍の中うってつけな旅行の仕方であるし、もしかしたらビジネスにできるかもしれないし、いい加減ステイホームも飽き飽きだし、ということで。
結論から言えば、キャンピングカーでの旅行は最高。
最近YouTubeでもキャンピングカーの紹介や、DIYでの制作、Van Lifeというコンセプトでの発信も多く、流行ってるんだろうなと思っていましたが、こりゃ気持ちはわかります。
京都の田舎っていうのも絶妙なポイントだと思うので、その辺も合わせて紹介してみようと思います。
キャンピングカーについて。運転できんの?
今回借りたキャンピングカーは、京都キャンピングカーレンタルコヨーテさんのキャブコンタイプ。
軽キャン、バンタイプ、キャブコンタイプというのがあるそうですが、いわゆるキャンピングカーと聞いてまず思い出す、頭の上に出っ張りがついたアレです。
↑ザ・キャンピングカーって感じのアレ。
こいつで旅行するに当たって、当然ですが運転しなきゃいけないわけです。
普通免許でも運転できるのですが、このサイズの車を運転したことある人のほうが少数派でしょう。
僕はニュージーランドで車中泊旅行を半年もしていたり、仕事や引っ越しで2トンロングまでは運転したことがあるので、比較的運転には自信がある方でしたが、それでもちょっと不安。
事実、お店の方に聞いたら「不安だからちょっと試運転させてくれ」という方もいるそうです。ワカルワカル。
で、実際運転してみた感じですが、
思ったよりだいぶ楽勝
という感じ。まぁだからこそ普通免許で運転してOKなんでしょうが、目線が高い分むしろ運転しやすいくらい。
ちょっとサイドミラーが遠いのが気になりますが、それも5分もすりゃ慣れますし、内輪差は意外と気になりません。
当然スピードが出る車では無いので、ゆっくり運転するくらいの気持ちで乗っていれば快適です。
若葉マークや完全なペーパードライバーの方は厳しいかもしれませんが、普通に乗用車を不安なく運転できる方なら問題はないと思って良いでしょう。
京都の田舎ってどんなん?
僕は京都に越してきて約4年ですが、いわゆる市内中心部しか動いてない(それがコンパクトシティの大きな魅力)ので、元々京都の田舎は興味あったんですよ。
そこで今回お店のオススメでもあった日吉→京北町ルートで遊んできたわけですが、これが予想を上回るド田舎です(笑)
言っても京都やし、そこそこ都会なんちゃうの?
とか思ってましたが全然違うw
最寄りのコンビニは心配になるわ、携帯が圏外になったりするわ、害獣駆除のしかけがあるわ、その辺の家の庭でヤギ飼ってるわで、ガチの田舎です(いい意味ですよ)。
今気づきましたが、泊まった日吉フォレストリゾートに到着するまで「第一村人にすら遭遇せず」だった気がします。ダーツの旅が来ても驚かれるレベルかも(笑)
そんな日吉も京都駅から来るまで1時間半ほどなので、なんというか、すごくアクセスの良いド田舎(矛盾w)で、キャンプするには最高な立地かもしれません。
せっかくキャンピングカーなんだから、大自然のど真ん中で、と思わなくもないのですが、正直車内がどれくらい寒いのか、眠れるのか、運転できるのか、を含めて諸々不安だったので今回はキャンプ場的なところにしてみました。
温泉もトイレもある上に、キャンピングカー用の給電設備すらあるので、車内の電気製品使い放題。
キャンピングカーによく使われるFFヒーターが思いの外強力で、真冬仕様の寝袋に厚着して寝てたら、暑くて脱ぐ始末(笑)
頭の出っ張ってる例のアレ部分に寝たのですが、身長178cmの僕でも余裕で足を伸ばせるし、幅はダブルベッドくらいあるので、普段寝ているセミダブルより広い。
もちろん給電できない場合や、湿度対策など色々工夫が必要な場合もあるとは思いますが、今回はすこぶる快適でした。
あ、もちろん酒のんでメシも食いましたよ。
一回停めてしまえばこっちのもんです。「そこにある車で寝る」わけなので、翌日に酒を残さない程度なら安心して飲めます。
二日目は同行者の運転の番だったので、しこたま深夜まで飲んでやりました(笑)
日吉はジビエが有名だそうで、上がイノシシ、下がクマ(!)です。
クマはちょっと油がすごくてアレでしたが、イノシシは滋味あふれる美味しいお肉でした。
薄切りを網で焼くより、塊のまま低温調理したほうが旨いんじゃないかという気もしましたがどうなんだろ。
あと、水と空気が良いからか、野菜がメチャクチャ美味かったです。やっぱり田舎は良い!
焚き火って何時間みてても飽きないですよね。その辺に落ちてる木を燃やしまくりました。
とは言え、真冬の野外でホットウイスキーとは言え長時間飲んでれば体は冷えるわけで、温泉に入ってポカポカに。
24時間使えるフロント周りは暖房も入りっぱなしなので、快適なところで一仕事(笑)
こんなところで仕事か、という気もしますが、これができるとなるとワーケーションにも良いかも。なんてったって京都駅から1時間半。東京で働いてる会社員の人ならそれくらいの通勤時間もザラでしょう。
ネットも4Gが余裕で入るのでテザリングでバッチリ。WIFIもあったのかもしれませんが、見るの忘れましたw
で、翌日は京北町へ。
町の中をバギーで回れるというアクティビティがあったのでそれに参加。
50ccのバギーで要普通免許。
これで田舎道を走りながら散策できるってのはなかなか斬新で楽しかったです。
神社の参道をバギーで
細めの柵のない橋をバギーで。
言い忘れてましたが、ここは京都市内ですww府内じゃなく、市内。
50cc(原付きと一緒)とは言えタイヤがデカイので、悪路も余裕で進めて田舎の観光としては良いのかも。ここをきっかけに各地に広がるかもしれませんね。
その後はバギー屋さんに連れて行ってもらって、山の上から京北町を見渡せる絶景ポイントへ。
ここはこのバギー屋さんが管理しているために、このお店以外では行くことができない超絶景ポイント。
しかも条件が重なると一面雲海になるそうです。
中国の黄山に7時間かけて登ってようやく見れた雲海が、京都で見れるとは・・・
京北も野菜が美味しいので、帰りに道の駅で野菜を買って帰るのも吉。
で、帰路につくわけですが、ちょこっと運転したらあっという間に車の返却場所である二条駅に。
うーん。こりゃメチャクチャ良い穴場を見つけてしまったかもしれない・・・
まとめ
今回は初めてのキャンピングカーだったので、わりとパッケージっぽい、初心者キャンパーっぽい内容にしてみました(初心者ですら無いですからね・・)。
次回はもっと攻めた大自然もいいかなと思いますが、キャンピングカーを体験してみたいとか、試しに泊まってみたいとか、購入前に使用感を知りたいとか、子供連れで快適かつ安全にキャンプを楽しみたいといった用途には最適な車種とコースだったと思います。
キャンピングカーレンタルはぱっと見高いですが、宿泊費やレンタカーが全部含まれてのコストになるので、特に家族利用なんかだと相当お得に。(今回の車は6人まで寝られる。)
いや~やっぱ良いですキャンピングカー。
ほしい!(笑)
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