「リメイク化」と情報の無価値化
最近の映画業界では、「リメイク化」の大きな流れがきていると思います。
ポケモンの「ミュウツーの逆襲」もそうですし、ディズニー作品でも「ライオン・キング」や、「アラジン」「ダンボ」など、もはやリメイク放題です。(笑)
ですが、ちょっと考えてみてください。
「結末を知っているもの」にお金を払うのって、おかしな事だと思いませんか?
「コンテンツ」という側面から「リメイク化」の流れについて考察しました。
「情報」の無価値化
そもそも、「情報」自体には、何の価値も無くなってきています。
コンテンツホルダーは死んでゆきます。
東進の超有名講師の講義が「スタサプ」で月額980円を払えば見ることができる時代ですし、
YouTubeには当たり前のように、優良なコンテンツが沢山転がっています。
少し前は「情報」を知っていること自体に価値がありました。
だって、「分からないことがあったらググろう」ができませんでしたからね。
インターネットがあまりにも発展した現在、ググったら何でも見つかります。
「知っていること」そのものに何の価値もないのです。
だからこそ僕自身も、就活のノウハウを余すことなく展開しようと思っている次第です。
世界観の消費
では一体、人は何に価値を感じ、お金を払っているのでしょうか?
それは、「場(フィールド)」であり、「世界観」に対して、と言えます。
例えば、「ミュウツーの逆襲」を、映画館で再視聴することを考えてみましょう。
この時、人は「情報」ではなく、「その世界への入場券」にお金を払っているということができます。
USJで売られている「バタービール」が1200円してなお、購入者が現れるのは、
「USJで飲むバタービール(世界観)」にこそ、価値があるからです。
(このとき「コンテンツ」つまり"原価"は関係ありません。)
これを踏まえると、これからの時代における「コンテンツ力」とは、
「魅力的な世界観を持っていること」だと言えるかもしれません。
とは言え、あくまで私個人の推測です。(笑)
このような推測を読んで頂くこと自体、ある種の「世界観の消費」のようなものかもしれませんね。
(読んで頂き、誠にありがとうございます。)
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