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月刊誌WILLが記事を出してくれました。-題名が変更されました-

⭕️追記 2022.11.30朝

 同誌は、11月25日の要請を全面的に受け入れてくれました
 元の題名「女子トイレに侵入!女性の権利を侵害するトランス女性」から
 正しい題名「女子トイレ利用を公認するのか? 女子スポーツは崩壊? ―トランス女性とは」に変更されました。
 そして、「 ※滝本太郎氏の記事につき、表紙に記載されているタイトル・目次は同氏の了解を得ておらず、 また適切なものではありませんでした。ここに各位に陳謝しつつ、上記の通り変更いたします。」とあります。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281681159/new/

 印刷発行されたものは回収できないけれども、この修正は次号でも明記していただく予定です。
 性的少数者、わけても共同して動いてくれてきた性同一性障害(性別不合)トランスセクシャルの女性に多大なご心痛をかけました。
 ここにお詫び申し上げます。
 筆者である当会事務局の滝本弁護士も当会も、トランス女性への揶揄・仕事差別などは止めたいとしています。しかし、女性スペースやスポーツ等で「女性として遇せよ」、まして男性器あるままに「女性への性別変更を」という性自認至上主義(トランスジェンダリズム)を採ることはできない、という立場です。
 以上のとおり報告します。

⭕️月刊誌WILLへの題名変更要請について


 月刊誌WILLの2023年1月号(2022.11.25発売)に、当会の防波堤役・事務局の滝本太郎弁護士による文章が載りました。産経新聞の2022.10.30の下記記事「異議を封じる『正義』」に続く本格的なものです。
https://note.com/sws_jp/n/ne2efe35009b6
どうぞご一読ください。

 なお、その題名は「女子トイレに侵入!女性の権利を侵害するトランス女性」となっていますが、これは滝本氏の何ら知らないままのものでした。滝本氏は11月25日夜、同社あてに下記要請書のとおり求めました。要するに、題名を例えば「女子トイレ利用を公認するのか?女子スポーツは崩壊?―トランス女性とは」と変えるよう求める要請です。

要  請  書


2022年11月25日

〒102-0076 東京都千代田区五番町4-5 五番町コスモビル

ワ ッ ク 株 式 会 社      御中

代表者代表取締役 鈴木隆一    殿

同社発行『WiLL』編集部 ご担当者 殿


〒242-0021神奈川県大和市中央2-1-15

5階 大和法律事務所

 弁 護 士  滝 本 太 郎


前略、

1 貴誌のこの11月25日発売の2023年1月号にて、当職のT「性自認」の法令化にかかわる寄稿を載せて頂き、まことにありがとうございます。

 多くの日本メディアが、LGBT法連合会という団体が作成した「LGBTQ報道ガイドライン」というものに縛られ、このことについて同会の主張や同ガイドラインに反した記載をすると「差別だ」などと批判されることを怖れてか、当職や「女性スペースを守る会」の取材をしても、たとえ批判的観点であってさえも何ら報道しない中、貴社のこのことでの姿勢は、国民の知る権利に尽くし、主権者国民や国会議員らが様々な観点から知識と情報を取得するという民主主義国家の実に基本的な前提に尽くしおられ、深く敬服します。


2 しかし、1点、とんでもない過ちがあったと言う外ありません。記事の題名が

「女子トイレに侵入!女性の権利を侵害するトランス女性」となっていることです。

 当職に最後に送られてきたゲラ刷りは、Sent: Thursday, November 17, 2022 6:58 PMが最後のものであり、そこには小見出しはあったものの、記事の題名はなく□□□という形で記載されていました。同ゲラ刷りにつき同日中の修正をとのことであったので、Thursday, November 17, 2022 9:37 PMにて4つの誤字脱字の類の修正を求めて当職は返信し、これにて了解とのことで、原稿内容は確定したところです。

 そして、当職としては、貴社にあっては、取材と様々な資料検討の上で記事の題名を定めるのでしょうから、まさかこのような題名を記載されるとは思いませんでした。


3 当職らは、男性器あるトランス女性の女子トイレ利用が公認されると、怪しげ男も区別はつかず容易に入れることを主たる理由として、女性スペースの利用公認に反対しています。トランス女性が排泄のために入ることも、従前は黙認されることもあったところ、ことここに至った以上は、それも了解できないルールを改めて言う外ないという立場をとりますが(女性スペースを守る会の趣意書をご参照ください。)、焦点は「トランス女性」ではなく、それも含めた男性器のある人全般なのです。それは、貴誌が参考にされたこの10月30日付の当職寄稿の産経新聞記事や参考にされた筈の同会の様々な「ノート」記事によっても明らかだと存じます。

 表題が「女子トイレに侵入!女性の権利を侵害するトランス女性」であると、問題としているのはトランス女性の限りだ、その一人ひとりだ、その女性トイレからの排除さえすれば足りるというが如き意味になってしまいます。問題は男全般であり、そもそもトランス女性を排除しているのは男、社会で仕事差別などしているのも男社会なのだとし提起しているので。

これでは、当職や守る会と協同して動いてくれている性的少数者、わけても性同一性障害(性別不合)トランスセクシャルの女性も多々いるのですから、その心痛を考えるといたたまれません。

 そして、性自認至上主義に立つ論者・活動家らからは、当職がトランス女性に対する偏見を増長させる扇動家だとされ、既にされている「差別主義者だ」「ヘイト差別団体だ」などの故なき攻撃をし易くさせ、既に提起されている当職や守る会に対する訴訟において、有効な証拠としても利用し得るものとなってしまいます。

 この事態を、それら論者らは実に喜ぶでしょう。


4 当職として、題名についても協議を申し入れば良かったとは思います、例えば「女子トイレ利用を公認するのか?女子スポーツは崩壊?―トランス女性とは」といったところです。このまま何らの対応もしない選択肢はありません。

 つきましては、下記のとおり極めて強く要請します。

            記

① 貴誌の同記事のインターネット上も読める、下記の目次や本文等の表示が「女子トイレに侵入!女性の権利を侵害するトランス女性 弁護士 滝本太郎」となっているところ、すべてを、改めて協議して定める表題に変更する。

https://www.fujisan.co.jp/product/1281681159/new/

② その見やすい位置に、下記のとおりの記載をする。

「滝本太郎氏の原稿につき、表紙に記載ある題名は同氏の了解を得ておらず、また適切なものではありませんでした。ここに各位にお詫びしつつ、上記の通り変更しました。**年**月**日」

と表示する。

③ 次号である2023年2月号(この12月23日)の「編集部から」の中に、2記載と同様の記載をする。

④ 月刊誌ですが、仮に2刷ということとなるのであれば、表紙、記事の表題や表と、目次等の記載を変更する。


 ここに、極めて強く要請します。急ぎご連絡ください。

草 々


 以上、とり急ぎ報告します。
 なお、文章自体は、おって可能となった段階でこちらにもアップします。

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