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瞑想雑記3

 29℃ 晴れ 瞑想時間25分

 あまり集中できなかった日だった。
 深い瞑想に入れた、ストンとした感覚(今日の感覚はジワジワと活発に活動している脳の前方が、ある時を境に活動が大人しくなったような感覚)のところまでは行けた。

 そこに至るまでは…(これまた私の脳が、何をどう感じているかを語ることになるので、大層取りとめの無い話なのだが)何かひとつの、メインになる思考がある。周りには常に、他のサブ的に考えていることが幾つかあるらしい。これらはメインの思考に対する、何かの反応的な思考であることが多い。
 例えば、メインで「今日こういうことがあった」と考えていたら、サブの思考には「あいつムカつく」「魚、美味しかったよなぁ」「あれはどういう意味だったろう?」などがある。
 大体は、声の大きいサブの思考がメインに取って代わる。すると、メインが「あいつムカつく」などになり「あいつムカつく」に関してのサブの思考がどんどん沸いてくる。
 起きて20分も経つとこんな調子なので、人間の脳は一見静かそうにしていても、ずいぶんうるさくてまとまりが無いな、と感じる。
 それと、結構な頻度でオートで音楽がかかっている。音楽は結構厄介で、止めようと思っても止まらないことが多い。

 さて、とにかく呼吸を静かに深く吸い、吐くを繰り返していると5分~10分くらいでこの思考はどんどん落ち着いてくる。
 思考がストン、と落ち着いてくる辺りである。
 その過程で、サブの思考はどんどん静かになっていく。今日はついでに音楽も消えてくれた。
 上手くいけばこのままメインの思考も薄くなっていって、幻覚を見たり、意識が薄く残っているらしい状態でぽっかりした暗い空間に居たりする(暗い空間では思考が浮かぶことはない、見ている感じはあるかもしれない。音は聴こえていないとおもう。時間の経過も認識できない)。

 今日はそこの部分が上手くいかなくて、だいぶ細くなっていたがメインの思考があって、それについて何やかやと思考を繋げていた気がする。
 そうしているうちに、足の痺れが意識に登ってきて、瞑想を止めた。

 瞑想は目的に応じて方向性を誘導したほうがいいのではないかと思う。
昨日のようにある程度干渉できる夢のようなものにも使い道はあるだろうし、真っ暗な空間にも使い道はあると思う。
 どういう瞑想がどういう効能を持つのか、というのはまだ良くわかってないので、本などを読んでそれらがどういうものか、を知る必要性を感じている。

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