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着物姿で出掛けた日。

こんばんわ。ぜのんです。
 今日はキョウスケさんに誘っていただき、着物姿でイベントに参加いたしました。

 着物姿で行くのはこの時期は暑いんじゃないのか?
 着物だと現地まで歩いていくことになる(徒歩三十分くらい)
 俺の着物姿なんて需要がないぜー…などと「やらない理由」を色々探していたことに途中で気付き、敢えて着物で行くことにしました。

 同じ事をやっていると、同じ結果が出やすいですからね。
 僕は同じ結果よりは、変化を喜ぶ人間でありたいので、その選択をしました。

 結果は色々発見があって楽しかったです。

 まず着物姿を、会う人達に何度も褒めて頂けたのが嬉しかった。
 話題に出されなくて普通かな?くらいに思っていたので、そんなにそこに反応をくれるんだねと思って嬉しかったのです。

 次に、来ていたのが浴衣ではなく、ある程度厚手の着物だったので、この季節は暑いだろうな…と思っていたのですが、そこまで暑くはなかったのが発見でした。
 帯の周りとか、背中の辺りはやっぱり汗を感じますが、もともと袖やら足の通気性はいい着物の事。思ったほどには暑くなかったです。
 むしろ、不意に感じる風が気持ちいい。

 最後に初めて股擦れを経験したことが新鮮でした。
 約束の時間に遅れそうだったので、行きは急ぎ目で2キロほど歩いたのですが、なんとなく内腿の辺りが擦れたような痛みを感じるようになりました。
 最初は何の痛みかわからなかったのですが、途中で「あ!これが股擦れというやつだな!」と気付きました。こんな種類の痛みなのですね。新鮮。
 帰り道はなるべく痛みが出ないよう、足を広げてヨタヨタと歩いていました。

 振り返ってみると、「着物姿で出歩く」ということに挑戦してみてよかったなという気持ちが大きかったです。
 だって、汗をかいたとか、股擦れの痛みとか、そういう経験や発見も僕は喜べる人間なんだ、ということが分かったので。

 これからも色んな事を経験していきたいなぁ、と思う夜でした。

 あ、帰りに夜の小名木川沿いを歩いたのですが、着物姿で川沿いを歩くのも何だかエモさを感じて良かったです!
 川沿いを和装で歩くのは…何かこう…いいですね。

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