将棋ニュース2021年4月11日

みなさんこんにちは。4月4日から10日の将棋ニュースです。

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第79期名人戦七番勝負が開幕しました。第1局は4月7日・8日に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」にて行われ、179手で斎藤八段が勝ちました。

名人初挑戦の斎藤八段は、逆転で開幕戦を制しました。第2局は、4月27日・28日に福岡県飯塚市「麻生大浦荘」にて行われます。

西山朋佳女王に伊藤沙恵女流三段が挑戦する、第14期マイナビ女子オープン五番勝負も開幕しました。第1局は4月6日に神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われ、152手で伊藤女流三段が勝ちました。

奨励会を退会して4月1日から女流棋士に転向した西山女王はこの対局が女流棋士としてのデビュー戦でしたが、黒星スタートになりました。第2局は4月21日に山梨県甲府市「常盤ホテル」で行われます。

第34期竜王戦、ランキング戦1組準決勝の久保利明九段 対 山崎隆之八段は6日に行われ、久保九段が勝って決勝に進出し、同時に決勝トーナメント進出を決めました。

ランキング戦4組、準決勝の中村修九段 対 梶浦宏孝六段は5日に、及川拓馬六段 対 伊藤真吾五段は6日に行われ、梶浦六段と伊藤五段が勝って、決勝に進出しました。またふたりは3組への昇級が決まりました。

ランキング戦6組、佐藤秀司八段 対 折田翔吾四段は6日に行われ、折田四段が勝って決勝進出と5組への昇級を決めました。

お～いお茶杯第62期王位戦は挑戦者決定リーグ、紅組の対局が7日に2局行われました。2回戦の木村一基九段 対 佐藤天彦九段と、3回戦の豊島将之竜王 対 澤田真吾七段は、木村九段と豊島竜王が勝ちました。

これで紅組は全勝者がいなくなりました。

第92期ヒューリック杯棋聖戦、7日に行われた決勝トーナメント準々決勝、永瀬拓矢王座 対 菅井竜也八段は、永瀬拓矢王座が勝って準決勝に進出しました。

第52期新人王戦、高野智史五段 対 斎藤明日斗四段の対局は9日に行われ、高野五段が勝ちました。

第3期大成建設杯清麗戦は予選が大詰めを迎えています。予選決勝の香川愛生女流四段 対 山根ことみ女流二段は9日に行われ、香川女流四段が勝って、本戦進出を決めました。山根女流二段は再挑戦トーナメント決勝戦に回ります。

また再挑戦トーナメントも進行していて、加藤桃子女流三段と伊藤沙恵女流三段が決勝に進出しています。なお、再挑戦トーナメントの決勝組み合わせは改めて抽選が行われることになっています。

第48期岡田美術館杯女流名人戦は女流名人リーグが進行しています。1回戦の中井広恵女流六段 対 加藤圭女流二段は8日に行われ、中井女流六段が勝ちました。

準公式戦の第4回ABEMAトーナメントは、3人がチームを組む団体戦です。チーム分けと予選ブロック分けはご覧の通りです。

予選ブロックでは3チームごとに総当たりで対戦します。それぞれの対戦では各チームのメンバーが順不同で3局ずつ対局し、先に5勝したチームが勝ちとなります。また各ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進出します。

10日に放送されたAブロック、チーム藤井 対 チーム稲葉 の結果はご覧の通りです。

チーム藤井が5勝2敗で勝ちました。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。