見出し画像

いつつ将棋教室 神戸元町校に行ってきた。

☆写真は全てCanon IXY 200での撮影です。
☆もろもろの情報は2020年2月時点のものです。
☆全文無料公開ですが、課金もできます。

まえがき。

私は先日、関西将棋会館で行われた指導者講習会で講師を務めたわけですが、これまで本能的、直感的にやってきた指導を言語化することの大変さが身に染みました。

そして、お恥ずかしいことに自分の指導法が正しいという確証がないのですね。それを確かめるためにこの「将棋教室・道場探訪」シリーズが始まったとも言えるのですが。

もやもやしていたら、なんとLPSA(日本女子プロ将棋協会)のインストラクター講座が神戸で開催されるということで行ってきました。
私だって、人の話を聞きたいのだ!
会場は、LPSA所属の中倉彰子女流二段が代表取締役を務める「いつつ」の将棋教室、元町校です。

いつつ将棋教室は私の教室(ポポ)を手伝ってくださっていた鹿野圭生女流二段や宮崎真耶・将棋指導員が先生をしているので、いつか行ってみたいなと思っていました!

着くまで。

画像1

元町校というからには、最寄り駅は元町駅です。JRの。

大阪駅→(JR東海道本線=神戸線)→元町駅。410円です。
元町駅は新快速が停まらないので、新快速を使うなら三ノ宮駅で降りて、快速や各駅停車に乗り換えましょう。新快速利用で25分、快速だけでのんびり行くなら30分ちょいです。

画像2

降りたら、東出口に向かいます。

画像3

こちらが改札口。

写真の柱に写っている「出口→」にだまされてはいけません。

改札を出たら、左に向かいます!

画像4

兵庫県庁のほうね。

写真撮り忘れましたが、セブンイレブンの横の狭そうな通路に行くと外に出ます。

画像5

「海鮮丼の駅前」の横を通ります。(屋号なんですね、これ)
なお、右から行っても左から行っても、最終的に同じところに出ます!
下の地図の、★が「海鮮丼の駅前」、Aが上の写真の立ち位置です。

画像15

今回もNAVITIMEさんにお尋ねしました。3分くらいで着きます。

画像7

目指すは「富士信ビル」。最寄りのバス停(地図B地点)が「元町駅前」というくらい、駅前です。

画像8

こちらはB地点から、後ろを振り向いて元町駅方面を見た様子です。分かれ道になっていますが、どちらを歩いても「海鮮丼の駅前」のところに出ます。

画像9

はい。こちらの「日能研」が入っているビルです!

画像10

ビルの前のインフォメーション。右の列、中ほどに「株式会社いつつ」の文字が見えます。

まるっきり神戸のど真ん中のバリバリのオフィスビルなので、本当にここで合っているのか、中に入るのをちょっとためらいます。

画像11

しかーし!
ビルの中に入ると、「子ども将棋教室生徒募集中」と看板が出ているので、安心です! あってたー!

画像12

いやー、しかし、こんないい雰囲気のエレベーターホールのところに将棋教室が……?

画像13

あるんですねぇ。

5階、行ってみましょうか。

画像14

5階で降りると、右と正面に別のオフィス(内科と整体院)がありますが、我々が目指すのはです。
「間違えるなよ」と言いたげに、社名が掲げられています。

画像15

着いたよ! やっほー!

中の様子。

(今回は写真掲載の了解を全員から得ていないので、お顔はモザイクでお届けいたします)

画像17

いつつのオフィス兼教室は、マーケティング支援会社のホジョセンさんと共同で使われています。
オフィススペースと教室スペースはインテリアで仕切られています。
きっと教室スペースではお仕事の打ち合わせも行われているのでしょう。

画像18

靴を脱いで上がる教室です。
玄関スペースが広く、スリッパ豊富、傘立てや靴ベラもばっちりです。

画像17

こちらは講座の最中です。プロジェクターを使用しているため半分消灯していて、ちょっと暗めになっています。
プロジェクターは天井からぶら下がっているタイプです!

画像19

は将棋盤が3面並ぶサイズのものが4つ。
ということは、24人まで受講できるのかな。
こどもだけとは言え24人だと結構狭そうです。
普段、何人くらいが受講しているかは聞き忘れました!(重要やろ!)
椅子はこんがりした木製です。
カーペットなのでお子さんが転んでもちょっと安心。油断は禁物っ。

画像20

こちら、今回のインストラクター講座の講師、いつつのキャプテン、中倉彰子女流二段です。
いつつの教室はホワイトボードが2つつながっていて、大盤を貼りっぱなしでもたくさん書くことができます!

雰囲気。

今回はこども教室ではなく、単発の大人向け講座だったので、普段の雰囲気を知ることはできませんでした。

画像21

でも、既にいいですよね。
「いろは」は入門のクラス、「のびのび」は基本を押さえた子から初段までのクラスです。「いろは」では基本的なマナーを知り、「のびのび」ではステップアップした教室受講の流れまで書かれていますね。

画像22

いろんな配布物が入っている棚です。

画像23

対局実演用でしょうか? が保管されていました。

画像24

棋書ボードゲームが充実しています!

画像25

オフィスらしく、コンセント周りが充実。

画像26

ロゴが立体化! すごい!

あとおまけ。

今回はインストラクター講座の受講が目的でした。
とは言っても、私自身は日本将棋連盟の将棋指導員の資格があるので、今のところはいいかなということで、資格取得を目的としない「聴講」の立場で参加しました。

インストラクターは、2つの講座の受講と、実地研修(LPSAが指定する指導の現場に立つ)の修了で認定されます。

今回は2つの講座「教え方講座」「インストラクター講習会」が連続して開講されました。関西では初開催だそうです。

LPSAインストラクター制度の大きな特徴としては、棋力が問われないことにあります。(書いてないけど、ルールは知ってないとあかんのかな)
連盟の指導員は三段の免状がないといけないので、これは大きな違いです。
確かに、別に強くなくても教えられますもんね。

「教え方講座」の話は、私の教え方とすごく似ていました。
私がうまく表現できていなかったこともわかりやすい言葉と、実践しやすいアドバイスで説明されました。
ここで言われたとおりに教えることができれば、それだけで充実した入門講座になります。

「講習会」はインストラクターとしての心構えや、将棋を子供達に教える意義について。質疑応答もありました。

小学校でも知識の暗記から考える力の養成に、授業がシフトしているとのことで、将棋の対局からも発見する喜びや工夫する楽しさを知ってほしいですね。

講座の内容は既に知っていることばかりでしたが、私のやり方が間違っていない、ひとりよがりでないという確認にもなってすごくほっとしました。
これがあるので、既に実績のある指導者の方もこういった講習会には出席する意味は大きいです!

他の皆様は2つの講座を受講した証明書をもらい、今後実地研修を受けたらインストラクターとして活動できるそうです。

終わったあとはランチ交流会があり、どんな活動をしているか紹介しあったり、名刺交換しあったりしました!

中倉先生、貴重な機会をありがとうございました。

また教室開講時にもうかがいたいです。

基本情報。

※2020年2月現在の情報です。詳細は直接お問い合わせください。
○名前 いつつ将棋教室 神戸元町校
○住所 〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4-4-18 富士信ビル5階F-1号
○TEL 078-599-5081(受付時間 平日 10:00-17:00)
○ホームページ https://lesson.i-tsu-tsu.co.jp/school/kobe-motomachi/
○お値段 入会金5000円/いろは月4回8000円、のびのび月4回8000円、少人数個別教室月2回8000円。
○女子トイレ
フロア共用の女子トイレが1ヶ所。個室は3つでウォシュレットつきのお手洗いです。

取材してほしい教室・道場を募集しています。

このマガジンでは、取材してほしい教室・道場を募集しています。

【こんな教室・道場に行きます】
○棋士・女流棋士・日本将棋連盟公認将棋普及指導員・LPSA公認インストラクターが主宰している教室・道場
○自治体や公共施設が主催していて、棋士・女流棋士・日本将棋連盟公認将棋普及指導員・LPSA公認インストラクターが主たる講師として指導している教室・道場(主催者の了承を得てください)
○土日のお客様が1日20人以上いらっしゃる道場

日本将棋連盟公認将棋普及指導員について
LPSA公認インストラクターについて

つまり、指導する方が資格をお持ちでない教室や、お客様が少ない道場は取材しません。「奨励会員」「元奨励会員」は資格とは認識していませんので、ご了承ください。
上記以外の将棋教室を主宰するのにふさわしい資格・実績をお持ちの場合は考慮いたしますので、お問い合わせください。

【ご負担いただくもの】ありません!
ただし、京阪神地区(JR大阪駅起点に交通費が片道2000円以内かつ1時間以内が目安)以外は、すぐに伺えるとは限りません。
私が何かついでがあるときに伺う、皆様のほうで近隣の教室等とまとめて取材する手配をしていただくなど、ご協力ください。
交通費を出していただける場合は、優先して日程を調整します。
謝金・手土産は不要です。

【ご確認いただきたいこと】
・有料記事ですが、売り上げはnote規定の手数料等を除いて筆者(スワ)が受け取ります。
・生徒さん、お客さんの写真掲載の了解を得てください。掲載不可のお客さんがいる場合は、当日どの方かお知らせいただければ写さないようにします。
・来場者目線で、「わかりづらいところ」「困ったこと」など、ネガティブな情報も記載することがあります。
・30分程度の取材(インタビュー)にご協力ください。
・有料オプションで、当日撮影した写真をフォトブックにして差し上げます。ご希望の方は日程調整後、タイムチケットよりお申し込みください。

ここから先は

0字

¥ 200

いただいたサポートは、教室・道場探訪の交通費として活用させていただきます。皆さんのサポートで、より多くの教室を紹介させてください!