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2020/01/19指導者講習会言い忘れリスト

☆全文無料で公開しますが購入することもできます。

昨日、日本将棋連盟関西本部で開催された「令和元年度将棋指導者講習会」(関西ブロック)で講師として初心者、入門向け指導をテーマに話す機会をいただきました。
お声がけいただきました日本将棋連盟関西本部普及部の皆様、当日受講していただいた皆様ありがとうございました。

当日はお話ししたいことがあふれすぎて、うっかり言い忘れてしまったり、時間の都合で端折ったりしたところがありました。
また質疑応答でもっといい説明ができたと反省するところもありました。
そこで、昨日話しきれなかったことを箇条書きで紹介します。
昨日話した部分はカットしたので、出席していない方には何のことかわからない部分、突拍子もない話題に思える部分もありますが、ご出席いただいた方への補足なのでご了承ください。

こういう風に、自分が培ってきたノウハウ、技術を多くの人に伝えたいと思っていますので、講演、講習の依頼をお待ちしております。

・初段の目安(スワver.)は「プロの対局を見て、間違っていてもいいから棋譜解説ができる」「世の中の入門書に書いてあることは全て対局で実践できる」のふたつ
・将棋のことを全く知らない人にまず聞く質問は「将棋は何人で遊ぶか知っていますか」
・目標を数値化しよう
・指導、注意したことができたときには褒めよう
・生徒さんの成長、以前との違いを積極的に発見しよう
・飛角鬼ごっこの声かけは「遠い駒を近づけよう」「竜と馬が力を合わせよう」の2つだけでOK
・ごろごろ将棋入門版は20手以内、10枚落ちは40手以内で勝てたら合格
・生徒さんの読みを想像し、共感しよう
・悪手を指しても言い分を聞こう
・格言や手筋の例外は、指したい理由がはっきりと説明できるならOK
・礼儀やマナーは他の人に迷惑をかけるからではなく、本人のため
・どうしても身につけてほしいことは、誘導して言わせよう、書かせよう、行動させよう
・初手から覚えているところまで再現すると、感想戦の練習になる
・先輩の生徒さんは、新入り生徒さんの1番身近な先生
・教室でも大会でも、お互いに「ありがとう」の気持ちを持っていたらそんなに大きなトラブルにはならない

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