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神戸市立小磯記念美術館

神戸市の六甲アイランドにある神戸市立小磯記念美術館へ行ってきました。小磯良平は神戸で生まれ、神戸で制作を続けた画家です。昭和24年に建築された彼のアトリエも、この美術館内の中庭に移築し復元しています。

神戸市立小磯記念美術館

美術館に到着すると、ちょうどアトリエの解説会が始まる時間でしたので詳しい解説を聴くことができました。
小磯が愛用していたコーヒーミル、イーゼル、椅子などの家具などが置かれており、解説会のあとに見た絵にこれらの家具や楽器などが使われていることに気付けて、絵を見る楽しみにも繋がって良いものだなと思いました。

アトリエ

今は「KOISOポートレートミュージアム」という企画展示をやっていて、小磯の描いた肖像画と兵庫県内の風景画が並んでいました。印象に残ったのは、戦後しばらくしてから描かれた彼の奥様の肖像です。
また、住吉川から六甲山を望むスケッチもあって「あー、あそこはこんな風だよね」と頷ける風景でした。

中庭にアジサイが咲いていました

今日はとても空いていましたが、こちらの美術館では7月から9月にかけて漫画家の青池保子さんの画業60周年を記念した展覧会が行われますから、その時にはきっと込み合うんだろうなと思います(もちろん私も絶対に見に行きます)。

ミュージアムショップや受付のある近くに、カフェコーナーらしきスペースがありましたが残念ながら今はお休みしているようです。美術館の併設カフェは、最近閉まっているところが多いので残念に思います。お客さんが減っているのでしょうかねえ…。

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