元の可動域を取り戻したい。

鎖骨を骨折して、治ったものの、まだ、腕が上がらないという肩がいえ、方が来てくれました。

お医者さんが言うには腕立て伏せとかそういうのは駄目だけど、積極的に腕周りうごかしてくださいと言われているのだそうです。

さて、ここで、アレクサンダーテクニーク教師は、医者でも、理学療法士でもないので、直接的にそこをどうこうしようとすることはしないでおきます。

来てくださった方はアレクサンダーテクニークを少しご存じの方なので、基本的な部分を思い出してもらうために、歩いてもらいました。

歩いている中で、こちらから、頭に関してちょっとした指示をして、その通りにしてもらいます。そして、それを止めてみてもらう。

ここでは2種類の指示を出してみましたが、何方も高評価な感想をいただきました。

次は歩いている中で腕周りに指示を出してみます。やはり2種類

何方も高評価でした。

最後に骨盤周りにも歩いている中で指示を出してみます。

ここでおもしろかったのが
「あ、なんかぁ気分がオラオラしてきました」
ですよねーなんて笑いつつ。

頭と脊椎の関係を色々遊んでもらいながら
今度は手で軽くサポートさせてもらって、全体のコーディネーションを整えて?また、歩いてもらいます。

段々背が高くなってきました!

じゃこのへんで、ちょっと腕の動き試したみます?

ということで、此方の手のサポートのある状態で試してもらいます。

肩周りの関節が、ロックされているようです。

さて、胸鎖関節から指先までの再マッピングでどのくらいかわるだろうか指から順に一つずつどんな動きの出来る関節なのかを味わってもらいます。

腕が胸鎖関節から始まっていることを思い出せたのが良かったようで、少し腕を上げやすくなったようです。

ここで、おぉ動いたっと、勢いがついてきたようなので、静かにゆっくりね、少しでも痛みがやったらやめてねとおつたえしつつも、お祝いお祝い。

ずっと、かばって動いていたこともあってか、筋肉が緊張しているようなので、そこが、緩んでいくことをお願いできるように?触っていきます。

そして!更に身体全体が緩めるように、頭から順番に前にロールしてもらいました。

これを何回か試す中で、生徒さんご自身が、「あ、自分が固めてたとこここだっ」と見つけてくれちゃいました。

そして、腕を上げてみると、「骨折して以来こんなに腕上がったの初めてです。もう、あきらめよーかと思ってました」ということでめでたしめでたし。

レッスンからの帰宅後、日常の動きの中で何かがやりにくいとは感じてはいなかったけれども、帰宅して色々やってみて、今までいかにかばって固めていたかがわかりましたというレポートを送ってくれました。めでたしめでたし。

反省点。あ、ここ固めてるねと、生徒さん自身が見つけたところ、こっちもさらっと見つけたかった。笑

でもいいんです!頭と脊椎の関係が良くなれば良いことは自然に起こります。

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