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EC制作基本の「き」。カートシステムの選び方
こんにちは!swimmy Inc.の伊藤です。
EC素人のわたしが達人を目指すこのコーナー、初回では「ECカートについて」という基本中の基本を学んだわけですが、そこで芽生えたのが「ECカート、種類多すぎ問題」です。
どのカートがいいのか、素人のわたしにはさっぱりわからず…というわけで今回のテーマは「ECカートの選び方」。前回に引き続き、弊社代表の臼田からレクチャーを受けて行きたいと思います!
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臼田さん、種類が多すぎます。
伊藤:今回はカートシステムの選び方について教えていただきたいんですけど…
臼田:選び方ね。選び方には大きく3つの軸があるから、まずはそれについて学んでいこうか。
伊藤:はい!よろしくお願いします!
その1:定期購入はあるかないか
伊藤:3つの軸があるとのことですが、まずは何から考えるべきでしょうか?
臼田:まずは定期購入があるかないか。これで検討するカートシステムが半分に絞れるよ。日本のEC業界って独特な進化を遂げていて、LPで訴求をしてユーザーを納得させることが特に重要とされているんだけど、最近は購入を継続してもらうためのLTV(ライフタイムバリュー:顧客生涯価値のこと)が重視されているんだ。
伊藤:ライフタイムバリュー…。難しい言葉が出てきました。
臼田:購入が一度で終わってしまうと、お客さんとの関係がそこで終わってしまうけど、購入を続けてもらうとその先もコミュニケーションが続けられる。日本では定期購入という座組は受け入れられているから、今後は顧客との関係値を築くことが重要なんだ。
伊藤:なるほど。ブランドのファンを増やすことと、継続的に購入していただくことにより、お客さんとの距離を縮めていくための施策が重要ということですね。
その2:商品点数はどのくらいか
伊藤:続いて2番目の軸は何でしょうか?
臼田:次に確認したいのは、サイトで販売する商品のSKUだね。商品点数などによってモール売りをしていくのか、単品売りしていくのかで、選ぶカートシステムが変わるよ。例えばShopifyなんかは万能で、単品売りにもモール売りにも対応ができるんだ。
伊藤:万能なカートシステムもあるんですね。そうなると、単純なわたしはとりあえず万能なものを選んでしまいそうです。
臼田:ついつい選んでしまいたくなるけど、Shopifyは海外向けのカートシステムだから、運用にも少し工夫が必要なんだ。特にガラパゴス化した日本のカートシステムにジャストフィットさせるには、自分たちがどういうマーケット手法を取りたいのか考える必要があるね。
伊藤:なるほど。あくまで目的に沿って選ぶのが大切ということですね。そういえば、わたしは最近自分の母親がECサイトを使いこなして定期購入をしていることに驚きました!あれはまさにマーケット手法とカートシステムが一致した例だったんですね。
臼田:そうだね。さらにいうと、お母さんがそのサイトに辿り着くまでの動線が、きっとこれまで慣れ親しんだものだったんだろうね。そういった購買体験を作り出すことが大切なんだよ。
その3:サイトの予算感はどの程度か
臼田:それからカートシステムを含めた費用感も大切なポイントだね。
伊藤:費用感ですか。でも費用感って、どんどんアップデートしていくEC業界では算出が難しい気もします。
臼田:全体図が見えていない中で検討していくと、ついついカート費用に注視してしまうけど、実際に運用をするときにかかるコストはそれだけじゃないからね。それ以外の点も加味して費用感を算出することが重要なんだ。
伊藤:それ以外の点というと、どのようなことでしょう??
臼田:デザインや構築費用も考慮すべきだね。例えば、カート費用が安くても、カスタマイズの内容によっては構築費用が高くなってしまう場合もある。しっかりと要件を定義して、開発費用に加味して検討するといいよ。
伊藤:なるほど。しっかりと要件を定義してからカートシステムを選ぶことが重要なんですね。どんぶり勘定をしがちなわたしには大変勉強になりました。
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というわけで、今回は「ECカートの選び方」について学びました。カートシステムを選ぶというのは思っていた以上に重要で、自社ECに必要なものを見極める力が重要になりそうです。swimmyでは、どんなカートシステムが適しているのか選ぶところからお手伝いをさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
お問合せは以下のURLからお待ちしております。
次回のテーマは、最近巷でよく聞く「IT補助金について」です。個人的に苦手なテーマなので不安でいっぱいですが、達人を目指して臼田にビシバシと教えてもらおうと思います。
ぜひ次回の記事もお付き合いください!ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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