見出し画像

【蛙化体験談】まだ名前がなかった時の話

おはこんばんは。
最近、急にあったかくなってきましたよね。

まだこたつもしまえていないのに、桜が散ってしまいそうなのはどういうことなのでしょう。



本日は、私の過去の蛙化体験談についてお話しします。

今思えば、これも蛙化だったんだなあ…と思うものばかりで、
昔の自分に声をかけてあげたくなります。

時は小学生の時まで遡ります。



片思いは、8年間


「好き」って、なんなんでしょうね。

3歳さんがいう「好き」と、30歳がいう「好き」は何か違う気がします。

そのお話は今回は置いておいて、「好き」は今も昔も同様な「好き」であるとしてお話しさせて頂きますね。


私の初恋は小学校の1年生さんです。

入学式の日。

当時小柄だった私は、自分よりも背の小さい男の子がいることにびっくりしました。

そしていわゆる一目惚れをしました。


その男の子をAくんとしますね。


Aくん、1年生さんながらも、顔が小池徹平さん似のイケメンでした。


一目惚れ、といっても、よくある「電流が走った」というわけではなく、
「なんとなくこの人いいなぁ」程度でした。


好きを知るのは他人から


小学校では2年に1回のペースでクラス変えがあるんです。

私とAくんは不思議と4年生まで同じクラスだったんですよね。

お互い唯一の4年間一緒のクラスメイトでした。


それでも、「Aくんのことが大好き!!!!」

のような感情にはならなかったんですよ。


そんな私が「Aくんのこと大好き!」となったのは、小学4年生の時。


お昼休みの、友達のある一言。




「すき子ちゃん、好きな人だぁれ?」


いないのは、変なこと


好きな人、恋愛もよくわからなかったので、正直に

「わからない」

と答えました。



5人グループだったのですが、その中の1人は、

「好きな人なんていない」

と言い切りました。



後日、その子はグループのお話に呼ばれなくなりました。


気になっている人なら、Aくんかな


好きな人がいないのは、変なこと。

好きな人、恋愛がわからなかったら、グループのお話に入れてもらえない。

小学4年生の世界って、今いるグループが全てだと思ってしまうんですよね。


「好きな人はわからない」


「でも気になっている人はいる」


「Aくんなんだけどさ、」


「どうしたらいいと思う?」



気づいたらそんな話をしていました。




そうすると、Aくんがこっち見ていただの、お誕生日占いで相性抜群だよだの、
周りのお友達がたくさん情報をくれます。



私はまだ、好きっていってないのに!



そんな環境にいると不思議なもので、
「私はAくんが好きなんだ」
と思うようになりました。



残酷にもその「好き」を自覚したあと、5年生のクラス替えでAくんとは離れ離れになってしまうのですけれど。




次回は、「好き」を知った後の私とAくんのお話です。


本日もご覧いただき、ありがとうございました。
それではみなさま、また明日。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?