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彼を好きになりすぎた、私の末路。

すきま時間に「うーん、記事を書きたい…!」となったので、30分クオリティの文章を載せたいと思う。めでたく三作目。第一作目では恋愛哲学(もどき)、第二作目では虚しい失恋をした話をした。では今回はどうしようか…と考え、とりあえずまた、実際に経験した恋愛について述べてみる。
内容はタイトルの通り、好きになりすぎた自分の末路について。になると思う。
拙い文章だが、頑張って伝えるのでよろしく。

※第二作目の記事で、私は禁断の男を好きになり特大ホームラン失恋をしたわけだが、今回もそれについてちょこちょこ。ぜひ、「まるもんねの刃〜無限失恋編〜」(前作の記事)も読んでみてほしい!

『好きになりすぎた』経験があったりする

私が長らく恋をしていた男性は、姉の彼氏さん。私にとって、それはそれは魅力的な人だった。とにかく爽やかで、賢い人。そんな彼の話し方や、可愛らしい一面に惹かれて、まんまと恋に落ちた。(既に姉の婚約者なので、恋心は呆気なく散ることになったけれど…)

「諦めるべきなのに諦められない」って、結構共感してもらえるんじゃないかな。自分の想いが届かないことは分かっているけれど、それでも往生際悪く恋焦がれてしまう。私もそんなふうに恋愛をしてきたわけだが。私は、なんというか、かなり、相当に、往生際が悪い。密かに反省している。後悔もしている。

ことごとく「熱しやすく、冷めやすい」と言われ続けてきた自分とは思えないほどの辛抱強さ(?)で、粘り強くここまでやってきた。絶対に「ワンチャン」なんて無いって分かってるのに…ここまでくるともう恥ずかしい。
まあ、それはきっと「好きになりすぎた」ことの弊害なんだと思う。
痛いほどの恋を経験した私は「これだけ一途に、何年間も好きでいたのに、選ばれるの私じゃないの…??」という、慢心から生まれた往生際の悪さが露呈して、ただの虚しい女に成り果てたのだ。そんな自分に嫌悪感を覚えることもあったし、何も悪くない姉を恨めしく思ったこともあった。(ここだから言う。本当にごめんなさい、私の姉)

……実は、往生際の悪さに反省しているとは言っても、まだまだ諦めきれていない自分がいる。心の奥底に。でも、これは好きすぎた故だと割り切ろう…かな。これは仕方のないことなんだ!(実は今現在もあわよくばと思っている。お姉ちゃん、そして彼、本当にごめんなさい)

「恋は盲目」なんてシェークスピアが言っていたような気もするが、恋って本当にそんな感じだ。好きという感情は、人にとって良くも悪くも働くもので、私は恋をしている間は本当に周りが見えていなかった。まさに盲目の勢いだ。
そんな勢いで、長年真正面から姉と彼のイチャイチャを受け止めてきた。盲目だったせいで、冷静にものを判断する(彼を諦める方向にシフトする)ことがずっと出来なかった。
でも、これを耐えられた私の精神力、なかなかやるやん。メンタルは鍛えられたんじゃないかな?

「恋」から「愛」へと変化した瞬間。

そんな往生際の悪い身勝手な私でも、良心くらいはある。私にとって、姉はやはり大好きな姉だし、これからも幸せに暮らしていってもらえればいいなと思う。そしてもちろん、好きな人にも幸せになってほしいのだ。大好きな2人には、世界で一番幸せになってほしい。そして、どうせなら一生添い遂げてほしい。この、世界一の妹に恋を諦めさせたのだから!!ね!!
まあ、ふたりの幸せのためなら私の想いなどちっちゃいものだ。やってやろうじゃないか(?)

つまり、これが「愛」なんじゃないかな。
私の独りよがりな恋愛は、長年を経て「愛情」に変化してきたような気がする。まだ完全では無いけれど。
彼を見ると死にそうになるほど胸が苦しくて辛かった。けど、今はちがう。あるのは愛しさ。愛しさとかいうとまた難しいが、つまり私は「あ〜尊い。幸せになってくれ」っていう、姉と彼カップルを応援するオタクになってるってこと。
私も少し大人になり、おふたりはめでたく結婚!なんて素晴らしいことだろうか。
くそー、私だって世界一の旦那さん見つけてやるんだからな!!

というわけで、「彼を好きになりすぎた、私の末路。」は、『オタクになる』で幕を閉じた。(?)
やはり恋愛って難しいが、その分学べることが多い!そして、今思えば楽しかった!コロナウイルスで姉と彼の結婚式の日程が延ばされていることだけは、生殺しにされているみたいなのでやめてほしいが。やるならパパッと挙式して愛を誓い合ってくれ。応援してるから。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
前作の記事が思いの外みなさんに評価していただいていて、思わず「ヒュッ…」って声が出てしまいました。そんなに私の虚しい失恋譚が見られているのかと思うと恥ずかしくて堪りませんが、その恥ずかしさを生命力にして生きていきます。
今後ともよろしくお願いします!

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