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しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話⑩

前回→しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話⑨

とうとう⑩になってしまいましたが、割とここからは薄っぺらいので400万までは早いはず…

ここからは、2019年に突入します。


2019年2月18日 - 人狼GM 2周年 & 100万ユーザー達成


2周年記念


この年の2月には2周年を迎えるとともに、2周年記念日である2月18日に100万ユーザーを達成するのでした。


100万という大台に乗ったのが何より嬉しかったですし、2周年記念日に達成というあたりもなんとなく良いなと思ったり。

大体いつもキリ番のときには、スクショをとるべく頑張るのですが、当時のやりとりを振り返ってみると、100万はなんとしてでも撮りたいなと私とみねでリアルタイムで張っていた様子があったので…どうぞ笑

100万ユーザー達成の瞬間をなんとしてでも撮りたい二人

LINE Botは新しい友達追加があるとフォローイベントというものを受信するので、そのログをtailコマンドで監視するぐらいにはガチでスクショ待機していたようですね。

正直、このときの裏話的なものは特になく、大型アップデートの開発が間に合わなくて4月にずれ込むことになります。


2019年4月5日 - 2周年記念の大型アップデート

この4月には、さきほど言った、遅れた大型アップデートを行い、新役職「てるてる」と「猫又」の追加、戦績システムの刷新やメニューの刷新などを行いました。

新しい戦績システムは、新たにWebアプリケーションを作成してWebのページとして戦績を見せるようにしたのですが、最終的に実装できなかった構想として、ランキングシステムがありました。

直近1ヶ月や単月に関して戦績を比較したランキングを戦績ページで見せるようにすることで、日常的に遊んでくれているユーザーが見に来てくれて、広告収入も得られるのではないかと思ったわけでした。

基本的に新規ユーザーがルール説明や使い方などのページを見ることで生まれるホームページの広告収入とは別に、広告付きの戦績ページに定期的に見たくなるコンテンツとしてランキングを載せるというのが、既存ユーザーから収益を生めて長期運用に繋げられる施策だと考えたのですが、開発工数などが取れずにその実装まではいきませんでした。

そういう意味でも、収益化が難しいと言われるLINE Botの中でも、やろうと思っていた施策がやりきれていないのは少し悔しいところではあります…。



そんな感じで2019年はあまり大きい動きはなかったのですが、11月8日には150万ユーザーを迎えます。
24ヶ月かけて100万ユーザーに到達したあと、8ヶ月で150万ユーザーになるあたりは、グループで使われるBotならではのバイラル的拡散力なのかなと。



ただ、開発がほぼやれていなかったこの年、正直な話をすると、みねとはいつサービスを終えるかという話をしていた気がします。

この年の夏に、LINE@がLINE公式アカウントに統合されたり、LINE Botが利用するMessaging APIというものの料金体系が大きく変わったりと、仕組み側の変更があったりで、サービス継続が難しいから終わりだねという話があったのですが、最終的にはいろいろあって継続できることになったのでした。

とはいえ、自分の中では、改善のされないサービスというのは飼い殺しをしているような感覚があって、モヤモヤしたものを抱えていたのですが、黒字だからと続けているという2019年でした。



2019年は1つの記事で終わるぐらいにあっさりとした年でしたね。
このあたりから、いつまでサービス続けるのかの問題を運営チームで議論することが増えました。

そんな中で、2020年は3周年はもちろん、世界規模で大きな変動があった年ということでサービス的にも大きい年でしたが、続きはまた次回に🐺。


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