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すいっちの読書日記

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ビジネス書・小説・エッセイなどを読んで、僕自身が感じたことや僕の経験とリンクした部分を伝える記事をまとめています。数個のポイントに絞って書くように心がけているので気軽に読んでくだ…
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#夏の読書感想文

小さな気づきが転がっているかも【全方位読書案内】

最近、読書を習慣にすることを心掛けている。 そこで、ただやみくもに本を読むよりも、ある程度指針があったほうがいいなと思い、まず「読書案内系」の本を数冊読むことにした。 その中の一冊、齋藤孝 著「『何から読めばいいか』がわかる全方位読書案内」という僕の願いをまるまる叶えてくれる本に出会った。 齋藤孝さんといえば、フジテレビの番組「全力!脱力タイムズ」でもお馴染みの教育学者である。 ただ、結論から言うとこの本を読んで一番心に残ったのは「この本を読もう!」ではない別の気づき

お笑い好きの僕が独断で選んだ芸人のエッセイおすすめ7選

芸人が書くエッセイが好きだ。 書店とかに並んでるのを見るとつい気になって買ってしまったり… お笑いナタリーで芸人が書くエッセイの新刊が出るという記事を見ると、なんとなく発売日までソワソワしてしまう。 テレビやライブで活躍する芸人たちの内面や違った一面に近づける感覚があって、その苦悩や思慮の深さにグッと来てしまう。 芸人が普段見せない「人間」としての側面を垣間見ることができるから、僕はエッセイに心惹かれるんだと思う。 そんな芸人エッセイ好きの僕が今まで読んできた中で、特

学校に行きたくない君(と僕)へ

僕は定期的に学校に行きたくなくなる。思い返せば、小学校の時から行きたくないという思いはあったと思う。特段いじめられているわけでもないし、勉強ができないわけでもなかった。嫌な奴もいたけど、優しい奴もたくさんいた。 それでも、行きたくないときは行きたくないのだ。これだけ恵まれてて行きたくないっておかしいよなあと思いながら、そんなこと思ってないふりして生きてきた。それがまた揺らぐきっかけがあったので、この本を手に取った。 僕は理系の研究室に所属しているのだが、研究室内の機械の工