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すいっちの読書日記

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ビジネス書・小説・エッセイなどを読んで、僕自身が感じたことや僕の経験とリンクした部分を伝える記事をまとめています。数個のポイントに絞って書くように心がけているので気軽に読んでくだ…
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#note

本は杖やビート板

本を読んだら人は変われるか? 結論を言うと、 本を読んで”行動すれば”変われる。 ただ、本を読んだだけでは変われない。 本は本気で何かをしたい人間にとっては杖やビート板のような役割をすることはあるけど、本だけの力で人間を変えることはできないと思う。 だから、とめどなくダイエット本が出ては売れるし、自己啓発本も売れる。本当に変われるのなら、一冊出版されたらその一冊以降売れない筈。 やっぱり本人の意思と行動ありき。本は杖やビート板。 引用元:若林正恭「完全版 社会人大

noteで「スキ」を押せない心理

noteの記事に「スキ」を押せない自分がいた。 「あれ?なんで僕は今『スキ』を押すのをためらったのだろう?」 そうだ。この記事にはまだ「スキ」がついていないからだ。 人の尺度でしか価値を測れない人間になってるんだ。 自分が良いと思ったものを良いと言えずに、他人の評価に合わせて生きてきた弊害がnoteの「スキ」の押し方にまで投影されてるんだ。 なんかもったいない生き方しているなあ。 現実では難しくても、note内では自分が「スキ」かどうかくらい自由にすればいいのに。

【書評】悲観する力 ―"悲観"はむしろ長所―

まず、逆説的なタイトルに惹かれた。 「悲観する力」まるで悲観することが良いことのように書いてあるではないか。読んでみたら実際にそのような内容が書かれていた。 僕の「すぐ悲観する」という性格はマイナスではなく今を生き抜くためにプラスに成り代わる性質だったのだ。 悲観は悪いことではない。むしろ、必要なことだ。 目の前の問題を見ないふりして、最悪の事態に陥るのが一番の問題である。 問題が起きないように最善を尽くすのはもちろんだが、万が一問題が起きてしまった時の対処も考えて