えっ？！稽古2日で舞台本番やるんですか？！〜ムナポケ爆速ワークショップ〜①

初めまして！
私は宝塚歌劇団のオタクです！
と言いましても、宝塚歌劇団109年の歴史の中で、15年しか観劇出来ていない新参者です。

最近、宝塚歌劇団OBの早花まこさんの著書、
「すみれの花、また咲く頃〜タカラジェンヌのセカンドキャリア〜」が発売され、読みました。

早花まこ 『すみれの花、また咲く頃―タカラジェンヌのセカンドキャリア―』 | 新潮社

この本の中で咲妃みゆさんが、「自分自身でいるよりも、誰かを演じていたい」と発言されていて、宝塚時代の憑依型とまで評されていた演技の数々を思い出し、舞台が観たくて観たくてたまらなくなりました。

しかし、宝塚歌劇団は静岡県西部から遠い……。チケットも持っていない……。

待てよ？舞台を観たいなら、静岡県西部にも劇団はあるのでは？！早速検索だァ！！！
…結果、たくさんありました。たくさんあった中で1番上に表示された「劇団ムナポケ」さん。
そのサイトを表示すると、

爆速ワークショップ演劇公演「この世界の オニオとヒョットコエット」 – MUNA-POCKET COFFEEHOUSE爆速ワークショップ演劇公演「この世界の オニオとヒョットコエット」

2日間の集団稽古だけで本番を迎える無茶苦茶な舞台(ワークショップ)をやると言うではないですか！！
しかも舞台初心者〜3年目までを目安と書いてある！

これは観たい！これは観たい！！！
…観たい…「自分自身でいるよりも、誰かを演じていたい」…観たい…「演じていたい」…

え、演じてみるって…どういう体験なんだろう…？

それは15年間、心の奥でくすぶっていた疑問でした。
ワークショップの申し込み締め切りまであと2日。
どうしよう…耳が熱い…どうしよう…息が苦しい…どうしよう…。
脳内で龍真咲さん(宝塚OB)が「To be, or not to be」と歌っている。

そして、演劇経験ゼロの私は、
「ワークショップ1日目を参加してから、本番参加するか決める」
という選択をし、ワークショップ参加に申し込んだのでした。